2016年04月28日 17時45分更新
委託型募集人が金融庁監督指針で「違法」と判断されたのは2013年12月。
突然のクリスマスプレゼントに多くの保険代理店に激震が走りましたが、あれから2年以上の月日が流れ、流石に委託型募集人は「表面上」全ての代理店から消えたことになっていますね。
委託型募集人を代理店の「役員」にして逃げようとした信じがたい代理店もありましたが、多くの代理店が混乱しつつも委任型募集人を排除したことだと信じています。
こうした中、京都下労働基準監督署から4月4日に各保険会社・保険代理店宛てに文書が出ました。
表題は『「委託型募集人」の適正化後の労働条件等について』(労働条件自主点検のお願い)というものです。
労働条件自主点検表の点検項目は次の通りです。
「全員直接雇用した」、「それ以外」で回答を求め、更に「委託型募集人であった者について新たに直接雇用することとした者がいる場合、その者の労働条件は元々雇用されていた他の労働者と同じか」と質問しています。
で、過去委託型募集人であった者が、現在従事する他の労働者と労働条件が異なる場合には次の2以下の質問にも回答するよう求めています。
なかなか大変な質問事項ですね。
あなたの保険代理店は本当に大丈夫ですか。
こうした文書があなたのところにもやってきますよ。
何とかなると未だに自分勝手に考えている方も多いですが、国は甘くありません。
ハードル越えられない代理店の皆様、真剣に考える時が来ています。
改正保険業法施行はいよいよ5月!
分かっていますか。
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