2013年03月04日 10時45分更新
今年の冬は寒波が続き、大雪のニュースが多く報道されました。
青森・八甲田山系の酸ヶ湯では、過去最高値の5m66cmの積雪との報道は皆様も記憶にあると思います。
積雪ですので、積もった雪の高さになります。
ネクタイ派手夫も保険会社所属中に新潟県三条市~長岡市で勤務したことがあり「豪雪」を体験しましたが、その際の積雪も数メートルでした。
自動車に乗ってワイパー掛けているとワイパーについた雪が氷化し、ついにはワイパー自体が氷の塊になり動かなくなるとか、サイドブレーキをかけて駐車し、いざ出かけようと言う際にサイドブレーキが凍ってサイドブレーキが外せなかったりなんて当たり前で、本当に2階から家に入ったりしていました。
雪国は住んでみないと如何に生活すること自体が大変かおわかりにならないと思います。
屋根に積もった雪の重さで家のドアが開かなくなるなんて信じられないでしょうね。
当然、雪に関して色々な事故が発生します。
雪下ろしをしていて屋根から落ちて雪に埋もって窒息死するとか、屋根から雪が落下してきて人にあたってケガをするとか、雪の重さで家屋が倒壊するとか色々な事故が発生します。
家屋の損壊については火災保険で対応出来ます。
雪が落下する際に雨どいを壊したとか、駐車場に落ちて駐車場の屋根が破損したとか、家屋自体が倒壊したとかは火災保険で対応できます。
但し、家屋倒壊という事態は、きちんと雪下しをしていれば避けられる事故だと考えますので、リスクモラルが問われることもあると考えます。
おケガの保険は傷害保険で対応できます。
雪下しの際の事故とか歩いていて滑って転倒して受傷するとか雪国ならではの事故は必ずと言っていいほどありますので、雪国での傷害保険加入は必須だと考えます。
また、個人賠償責任保険の加入も雪国では必須です。
雪が自宅内に落下すれば良いですが隣家に落下し隣家屋を破損させる場合もあります。同様に歩いている人の上に自宅屋根から雪が落下し受傷させることもありますし、自宅前に駐車していた自動車の屋根に雪が落ちて破損させることも考えられます。
こうした場合に対応できるのが、個人賠償責任保険となります。
大雪は、「モノ」「人」に多大な損害を与えます。
大雪の情報の下には、雪による多くの事故が潜んでいるのです。
地域毎のリスクに対応した保険の提案を徹底して行きましょうね。
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ネクタイ派手夫 01月12日17時50分