2013年05月13日 10時37分更新
先月、博多に出現した「快活ライフ」をご存じでしょうか。
地下鉄の中洲川端駅出て直ぐの博多座に隣接して「博多コーヒー」の看板が掲げられたショップが現れます。これが「快活ライフ」社が運営するショップです。
入口には、コーヒーの看板。。。。。
入っていくと、右側にはコーヒーを「焙煎」する機械がドーンと設置してあります。コーヒーは『こだわり』のあるコーヒー豆が品揃え豊かに置いてあり、焙煎のイイ香りに誘われてお客様が来店されていました。テイクアウトも出来るため近隣のОLさんも沢山来店されていました。
中は、お一人用のカウンターとテーブル席が用意されていて、ゆったりとした空間で安らぐことが出来ます。
美味しいコーヒーを飲んていると、ふと保険のパンフレット等が目に入るようになっています。「お客様自ら」が「気になる保険のパンフレットを取ってご覧になる」方も多いようで、「そこから保険相談」となるとのこと。喫茶店の奥には、、、、勿論、、、、保険相談が出来るブースがあるのですから!!
如何ですか?
保険ショップの新形態!
保険ショップで毎日店頭でチラシをハンディングしてお客様と接点を作り保険相談に持ち込むという従来の保険ショップの「誘客」とは全く異なる手法ですよね。
「集客」が出来るだけでなく、コーヒーを飲んでいただくことで、日々「キャッシュイン」が発生します。300円のコーヒーでも1日100杯出れば3万円のお金が入って来ます。ケーキ等も販売していますので、単価はもう少し高いとするとコーヒー販売だけで100万円以上のキャッシュが入って来ますよね。
保険ショップだけでは手数料が入ってくるのに数カ月かかりますので、コーヒーでお金を稼ぎながら保険相談の機会をも掴む!!という画期的な展開だと思われませんか?
これって、熊本県の「くまもん」を作った有名な小山薫堂氏の事務所受付と同じ考え方です。小山氏の事務所受付はカフェでパンも販売しています。窓口嬢の給与はカフェで十分賄えるのです。窓口業務で1日数十人の来客受付をするだけでなく、カフェをやることで日銭を稼ぎ、またコミュニケーション能力をアップさせるOJTの場としても活用できますよね。
商業施設も専門店街を持つことで「モール」化し、これで多目的のお客様を誘致しています。保険ショップも保険だけでなく他のアイテムを持つことで「総合サービスショップ」化することが必要だと考えますね。
快活ライフ社のような展開が今後の保険ショップの盛衰を占うと思いませんか?
まずは、全国の保険代理店の方、博多に見学に行って、ケーキセット600円を味わい、焙煎珈琲を購入してみて下さい!
まずは、そこからスタートです!
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