2017年06月15日 18時06分更新
梅雨の時期を迎え、忘れ物の傘を自動販売機の横に備え付けて無料で貸し出すサービスが、東京都内などで始まりました。
何と、このサービスは、大手飲料メーカーのダイドードリンコが、東京など関東地方の1都5県と愛知県に設置している『自動販売機』、合わせて40台で始めたものです。
しかも、無料で貸し出す傘の多くは、駅や列車などに利用者が置き忘れたものを飲料メーカーが買い取ったり譲り受けたりしたもので、ある意味「エコ」にもなりますよね。自動販売機の側面に7本、備え付けられているそうですので、見つけたら写メ撮ってみて下さい。。
今月中に設置した自動販売機を210台に増やすとのことで、意外と近くで発見できるかと思います。
今回、傘を提供した鉄道会社3社では、傘の忘れ物が合わせて年間10数万本にも上るということで、東急の担当者は、「置き忘れの傘は、全体の2割ほどしか返却できていないのが実態で、残りは処分していた。必要な人に使ってもらえればと思い、今回の取り組みに協力した」と話していました。
この飲料メーカーでは、すでに関西地方で同じサービスを行い好評を得ているということで、「自動販売機は飲み物を販売するだけだったが、傘を通じて地域の役に立つことで商品購入のきっかけになれば」と話していました。
「梅雨」シーズンに合わせて、なかなか旬なニュースだと思います。
でも、この「貸し傘」ですが、既に数年前から「保険ショップ」でやっています。かなりの割合で商業施設の出入口近くに保険ショップは出店しています。突然の雷雨で駐車場の車まで行けないという方も多く、こんな際に、傘をお貸ししています。
傘は保険ショップで購入し、誠に申し訳ないのですが、ビニール傘に大きく「保険ショップ名をマジックで書かせて」いただいています。こうした表記をしておくと、ほぼ100%の割合で次回商業施設にお越しの際に返却いただけます。「傘を借りれて助かったよ」という声が圧倒的で、傘を返却に来られた際に保険相談に繋がる切っ掛けになっています。
こうした「ちょっとした心遣い」が保険ショップ成功の鍵となります。
先日、久しぶりに商況施設のリーシング担当の方と話す機会があり、こうした話をしましたら大変喜ばれていました。話の後、リーシング担当から言われた一言は、「別の所にも保険ショップ出店して欲しいので、また連絡します。」でした。
心遣いが出来る保険ショップをリーシング担当者も探しているのです。
保険ショップは、「サービス業」です。
ドコモも保険ショップ始めましたが、ここの保険ショップは「小売業」の域を出ないですね。
幸いにも、サービス業の根っこが分からない方が多く、我々からすると競業相手にもなりませんね。