2013年07月03日 16時01分更新
「愛妻と…」ではありません。
久しぶりに、犬と私で山荘に行ってまいりました。片道約3時間の運転です。
今回のドライブでは変化が起こりました。
高速道路上では、私の左足はおろか、右足の裏はほとんどの時間、
床にべったりとついていました。
これは、富士重工が誇る「アイサイト」の「追従機能」のおかげでした。
アイサイトの着いている車に乗って早、半年が立ちました。
この間、どうしても、アクセルとブレーキを車に、つまり他人に任せる気には
なれませんでした。
なんせ、18歳で免許を取って以来44年間、ハンドルは持っても、アクセル
とブレーキを他人がコントロールするような、いわゆる「二人羽織」的な
運転、考えただけでも、技術的にはもちろん倫理的にも、ありえないことで
しょう。
しかし、今回は違いました。委ねてみたのです。
そういえば、オートマチック車に初めて乗ったときに、私たちは左足を休め
っぱなしの運転に戸惑ったものでした。
いわんや、今回は両足をです。
なんせ、じいさんと犬とのドライブです、話し相手もいませんので、
眠くなったりボーっとしたりいたします。
しかし、信号でボーっとしていると「前の車が発進しました」と、眠くなって
蛇行すると警告音が、もちろん渋滞で追突しそうになると、自動でブレーキ
が、今回ほどアイサイトが旅の相棒として頼もしく思ったことはありません
でした。
もちろん2時間運転すると、「お疲れでしょうからお休みになったら」と
優しい声をかけてくれます。
これが、「愛妻と」のドライブだと
「ホラ 前の車が出たわよ!」
「ホラ!はみ出した!」
「アッ!ブレーキ ブレーキ!」。。。。
「うるせ!黙ってろ!俺だって44年無事故なんだ!」と始まってしまいます。
楽しいはずの旅行が台無し。
「愛妻と」より「アイサイト」。おアトがよろしいようで。
なんか教訓言えって、
人は長年の習慣、価値観を変えるのは時間が掛かるものですね。
新しいものを取り入れるには葛藤がありますね。
しかし、やがて、それが普通になり、なくてはならないものになっていくの
ですね。
アレッ!これって愛妻との話!?
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