2013年04月15日 10時23分更新
新たな出会いを期待して合コンに出かけたものの、男たちの振る舞いにがっかり。収穫どころか、不愉快な気分にさせられた――そんな思いをされたことのある女性って少なくないと思います。
実はこの手の失敗談、どうやら万国共通の様子。イギリスでは「初デート」でも似たような“事故”が起こりがちのようで、そんな“事故”のリスクに備える保険も登場しているのだとか。
いわば「初デート保険」ともいうべきこの保険商品。
「楽しみにしていた彼との初デートがあまりにもひどかった場合、それにかかった費用は全部うちがもちます」というなんともユニークなもの。
対象者は女性限定ですが、これがなかなか好評なようで、男性としては微妙な心境。ですが、保険の申請を求める女性たちが初デートで連れていかれた場所を聞くと、確かに同情したくなるようなケースが多々…。
「下水処理場」「刑務所」「ストリップクラブ」など、もはや“事故”といっても差し支えないレベルから、「いきなり母親のところに連れていかれた」から「マックで初デート」という『なぜわざわざ初デートでココなの?』というレベルまで、あるそうです。
気合が足りないと言うか、女性のことを考えていないと言うか、、、、いずれにしてもいい大人が初デートで選ぶ場所とは思えませんよね。
「世の女性たちが自分にベストマッチした相手を探す際に発生するコスト(リスク)を下げたかったのです。まるで事故のような初デートに、無駄なお金を使ってしまった人はかなり多く、今後は隠れた需要も掘り起こしていくつもりです。」とはこの保険を作った保険会社幹部の談だそうです。
面白いですね。
「保険を作る為」には「トリガー」が必要です。「事故性」と「発生率」ですね。
また「故意」に保険金目当てで事故を作られては、モラルリスクが発生しますので保険としては成り立ちません。
この場合の「事故性」の判断が難しいと思いますので、残念ながら日本で保険商品にすることは無理でしょうね。
ちなみに、この保険、日本ではデートの費用は男性持ちでしょうから、頑張って初デートを練りに練って「残念!」という場合に保険が欲しい所でしょうね。
保険は作れます!
こうした消費者に受け入れられる保険を作ってこそ、保険を作るメーカーとしての機能を果たせると言えるでしょうね。
保険会社の方も何時までもロスの高騰する自動車保険や傷害保険に拘るのではなく、斬新な保険を考える時期ではないでしょうか??
新年度早々ですので、保険会社の奮起を期待したいですね。
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