日本人の購買心理学
購買心理学のような学問は、主にわれわれは欧米の理論で学んでいます。
大まかな理論は理解できるのですが、日本人には日本人独特の購買者心理や販売心理があるはずです。
残念ながら日本にはそういったことを体系化したものが見あたりません。
しいて言えば、フウテンの寅さんに代表される香具師(やし)の口上・振る舞い、たとえばバナナの叩き売りやがまの油売り
に私はそれがあると思っています。
お祭り等でそれらを目の前にするチャンスがなくなっている現在では、
その片鱗に触れられるのは、デパートでの実演販売ぐらいしかないのは大変残念に思います。
しかし、日本の伝統話芸、落語や講談や歌舞伎の中に日本人の心をわしづかみにするノウハウを見出すことは可能だと思います。
伝統話芸の中で日本人独特の購買心理を学んだらいかがですか。