2014年04月07日 10時12分更新
「サービス産業生産性協議会」による2013年度の「顧客満足度調査」の発表がありました。
「サービス産業生産性協議会」はサービス産業の生産性向上を実現する産学官のプラットホームで、サービス産業のイノベーションと生産性向上を通じたダイナミックな成長を支援する団体で、毎年「サービス業における顧客満足度ランキング」を発表しています。
2013年度の上位は次の通りでした。
1位 東京ディズニーリゾート 点数 86.8 エンタテイメント
2位 劇団四季 点数 86.1 エンタテイメント
3位 帝国ホテル 点数 83.7 シティホテル
4位 宝塚歌劇団 点数 82.8 エンタテイメント
5位 オリビス 点数 82.7 通信販売
6位 リッチモンドホテル 点数 81.4 ビジネスホテル
7位 コープ共済 点数 81.1 生命保険
8位 ドーミーイン 点数 80.7 ビジネスホテル
9位 ヨドバシ.com 点数 80.5 通信販売
10位 都道府県民共済 点数 80.4 生命保険
10位 ホテルオークラ 点数 80.4 ビジネスホテル
なるほどという企業が上位に名を連ねていますが、サービス業のランキングには証券、銀行、保険といった「金融も対象となっていること」に注目いただくと共に、上位10社に「生命保険」というカテゴリーで、何と2社もランクインしていることに注目して下さい。
保険は「サービス業」として世間からは位置づけられているのです。
「保険代理店業」ではなく「保険サービス業」なのです!
あなたの保険代理店はサービス業としての認識がありますか?
あなたの保険代理店に「電話で問い合わせがあった際」の受け答えに「誠実さ」があるのか、事務的な対応で無く心を感じられる対応であるのかを、この機会にもう一度考えてみて下さい。
保険ショップで来店客数が少ないと嘆く所がありますが、それは日頃のスタッフの立ち居振る舞い、お客様の対応、ご挨拶の仕方、身なり等々に何か問題があると考えた方が良いです。
お客様は敏感です!
お客様は良くご覧になっています!
サービス業として考えれば当たり前のことが多くの保険代理店、保険ショップで出来ていないのが実態です。
もう一度、サービス業としての保険代理店、保険ショップに何が必要かを考え、顧客満足とは何かを考える機会だと考えます。
業法改正で、求められる意向把握義務、情報提供義務、態勢整備義務の根幹はココです。
ココが分からないと前進できませんよー!
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