|

保険代理店のM&A|とれたて!損害保険|上野 直昭

とれたて!損害保険|上野 直昭

とれたて!損害保険

Check

保険代理店のM&A

今回は生命保険代理店を売る場合、如何にして売り値を出すかをご案内しましょう。

 

生命保険の特徴は、初年度手数料があり、継続手数料があることです。保険会社によっては半期ごとにボーナス手数料とか通年単位でのボーナス手数料がありますが、色々なインセンティブがありますが、新規契約を幾ら取ったかによって率が違いますのでこれらは計算から除外します。

 

最初にやることは「直近の各保険会社の精算書をデータで集める」ことです。

各保険会社の精算書は、フォームは少しずつ違うものの、「契約者名」、「証券番号」、「現在の保険料支払い回目」、「主契約や特約の保険料・手数料の内訳」等が表記されています。

 

これを集めてエクセルで「一表」にします。

これで縦軸は完成です。

横軸には、初年度、次年度(2年目)、次々年度(3年目)から10年目までを置きます。

全ての契約を売りますが、初年度の3回目の手数料を支払ったばかりの契約もあり、4年度目の8回目の継続手数料を支払ったばかりの契約も存在します。

これを例えば今でしたら2015年12月の精算書をもとに表にして、試算として「2016年3月分からの手数料は買った代理店に支払う」という前提で(2016年2月分までの手数料は売る代理店が貰ったという前提)表を作ります。

 

2015年12月の精算書上、初年度の3回目の手数料を支払った契約ですと、2016年3月分手数料は6回目を買った代理店に支払うことになりますので、『初年度手数料×7回分+継続手数料×継続手数料受取期間』が売り値となります。継続手数料は保険会社によって商品ごとにも異なりますので、それを全てチェックして表を作ります。

 

こうして完成した表が『今保有している全ての契約が中途解約等をされることなく続いた場合の10年間分の手数料総計』になります。

 

ここまで表が出来ましたら、今度は保険会社ごとに出されている管理表から「継続率」を導き出します。1年目の継続率、2年目の継続率とかの表記がありますので、チェックしましょう。探し出せなければ保険会社に聞けば回答くれます。

で、例えば、○○生命保険会社の継続率が初年度92%、次年度94%、3年度目96%と仮にすると、表にこの率を乗じます。解約等なしで算出した手数料表に上記数値を乗じますので、初年度は1×0.92を、更にそこから算出した数値に2年目の0.94を乗じて行きます。従って、1×0.92×0.94が2年目の手数料となる訳です。

これを保険会社ごとに出されている継続率を乗じて総合計を出すと、今と同じ継続率で試算した10年間で受け取れる手数料の合計となります。

これに一括で購入するので少しダンピングということで長期プライムレート分を減額したりして基本ベースの売り値を算出します。

 

そこからは契約内容に偏りがないか、スタッフはきちんと出来るか、保険ショップを運営していれば、ショップの今後の見通し等を立て、総合的に鑑みた売値を出します。

これが生命保険のデューデリです。

こうして導く出された今後10年間保有契約だけで生じる手数料合計を「プレゼントバリュー」と称しています。保険代理店によっては毎月プレゼントバリューをHP上にアップしている所もあります。

 

ただ、あくまでこの数値は「叩き台」となります。あとは売る側と買う側の交渉となり、合意した金額が最終売値・買値になります。

 

まあ一日も作業すれば概算数値は試算できますので、チャレンジされては如何ですか?

 

関連キーワード:
生命保険  
損害保険  
access
保険
保険

とれまが保険は、一般社団法人日本ライフマイスター協会、一般社団法人保険健全化推進機構結心会、Insurance Service、三井住友海上、アフラック生命保険株式会社、セコム損害保険株式会社、富士火災インシュアランスサービス株式会社、ひまわり生命、エース損害保険株式会社、KABTO、アイアル少額短期保険株式会社の監修・記事提供を受けて運営されています。当サイトは閲覧者に対して、特定の金融商品を推奨するものではありません。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

一般社団法人 日本ライフマイスター協会 一般社団法人 保険健全化推進機構 結心会 Insurance Service

三井住友海上 aflac セコム損害保険株式会社 富士火災インシュアランスサービス株式会社

ひまわり生命 エース損害保険株式会社 KABTO アイアル小額短期保険株式会社

保険代理店 (482)

  •  生命保険

    生命保険(せいめいほけん)とは、人間の生命や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする保険で、契約により、死亡などの所定の条件において保険者が受取人に保険金を支払うことを約束するもの。生保(せいほ)と略称される。

  •  がん保険

    がん保険(がんほけん)とは、日本における民間医療保険のうち、原則として癌のみを対象として保障を行うもの。癌と診断された場合や、癌により治療を受けた場合に給付金が支払われる商品が多い。保険業法上は第三分野保険に分類される。

  •  医療保険

    高額の医療費による貧困の予防や生活の安定などを目的としている。長期の入院や先端技術による治療などに伴う高額の医療費が、被保険者の直接負担となることを避けるために、被保険者の負担額の上限が定められたり、逆に保険金の支給額が膨らむことで保険者の財源が...

  •  年金保険

    年金保険(ねんきんほけん)とは、保険の仕組みを使い、保険料の拠出が前提となっている年金制度。主として私的年金のことを言うが、公的年金の仕組みを指すこともある。 先進国の公的年金はほとんどが保険料の拠出を前提とする制度を採用しており、財源を税のみで給...

  •  自動車保険

    自動車保険(じどうしゃほけん)とは、自動車の利用に伴って発生し得る損害を補償する損害保険であり、強制保険と任意保険とに分類される。農協や全労済などで取り扱うものは自動車共済と呼ばれる。

  •  損害保険

    損害保険(そんがいほけん、英: general insurance, non-life insurance 、仏: assurance de dommages)は、損害保険会社が取り扱う保険商品の総称。略して損保(そんぽ)とも呼ばれる。

  •  火災保険

    火災保険(かさいほけん)は損害保険の一つで、建物や建物内に収容された物品(住宅内の家財用具、工場などの設備や商品の在庫など)の火災や風水害による損害を補填する保険である。

Copyright (C) 2006-2019 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.