2017年06月01日 17時48分更新
最近、保険会社の代理店会や代協支部で講演会をさせていただく機会を得ました。
Dr.ウエノを講師でお招きいただきました代協支部の皆様、保険会社の皆様、深謝申し上げます。
こうした場で、色々な保険代理店の方々と接することが出来ると大変楽しく思います。
今回も講演の後、多くの保険代理店の皆様と名刺交換をさせていただき、その後、メールで意見交換、情報交換をさせていただいています。
色々とお話ししていると、そこに問題解決の糸口が沢山出て来ました。
因みに、全国の保険代理店の皆さん。
皆さんが信頼に足る保険会社社員が今、いらっしゃいますか?
Dr.ウエノが以前勤務していた保険会社には、「20年に一度優秀な社員が来るので、この時に大きく飛躍する」という保険会社伝説がありました。
「優秀な社員」というのは、恐らく「腹を割って話し相手になる社員」という意味だと考えています。
「こいつなら」という社員が現れると代理店もプライベートも含めて色々な話をして何度も何度も話をすることで、取り組むべき方策が生まれ、信じた社員と一緒に取組むことで成果も生まれるという流れが伝説となったのだと思います。
保険会社勤務時代にDr.ウエノは少なくとも保険代理店さんと腹を割って話すことが出来る社員であったと自負しています。従って、講演が終わった少しの時間でも代理店さんと話していると色々と本音が出て来て、その解決策も意外と簡単に導き出すことが出来ます。
「すべては現場にある!」
改めて、こう感じました。
以前、某保険会社から社員向け研修の依頼を受けたことがあります。
テーマは「保険会社の営業社員が大手保険代理店社長と話が出来るようにするためには、如何にしたら良いか?」というものでした。このテーマは保険会社からの熱い依頼で引き受けさせていただきました。保険代理店経営者の方は多忙ですから、何の情報も意見も持たない保険会社社員と会ってられないですよね。でも、「こいつは」と思う社員には、何かある度に逆に意見を求めたいと思われますよね。「こいつは」と思われるためには何が必要かを社員に理解させる研修は好評でしたが、出来るかと言われると正直無理かなという気もあります。
「代理店主の心、保険会社社員知らず」を解消する研修、保険会社の皆様、導入されませんか?
代理店主に寄り添えなくて顧客に寄り添うことなど到底無理かと思いますよ。
少なくとも「保険代理店の店主、経営者は何を考えているか」くらいは理解されても良いかと思いますが、如何?