2013年09月12日 11時47分更新
最近は、竜巻による家屋の倒壊のニュースが頻繁に流れています。
竜巻は9月、10月が年間を通じて最も多いとのことですが、用心しようにも何処で発生するか分からないので対応の仕様もないですよね。
その意味では、せめて「保険」は加入しておきましょう。
こうした竜巻は、通常の火災保険に加入していれば、「風災」として保険金支払いの対象となりますので、ご安心下さい。
確か30年位前に、火災保険に「風災」が通常担保されるようになりました。
当時、火災保険料を値下げという話しの中で、「風災」「雪害」「ひょう災」を担保し補償範囲を広げることで保険料引き下げをしなかったと記憶しています。
まあ、当時は「風」「ひょう」「雪」の被害は無いという前提で作ったものですが、一応心配だったとみえて、損害額が20万円以上の場合に限って補償できるという仕組みにしました。
かなり昔に住宅ローンで家を建てられた方は、このように20万円免責が付いていると思いますので、確認下さい。風災の際に損害額が20万円以上だと全額出ますが、20万円を下回って例えば19万円の損害額の場合は1円も出ないという免責設定となっています。
但し、損害額の中には「足場代」の費用も含まれますので、屋根に損壊が生じれば20万円にはなると思いますので、ご安心下さい。
最近の火災保険はあらかじめ「免責金額」を0円、5千円、3万円、5万円で設定できるタイプが多いので、保険証券を確認いただき、内容を確認されることをお薦めします。
これから本格的な「台風」シーズンに突入します。
台風による「雨」「風」の被害に対応できるには火災保険だけです。
建物の被害だけでなく家財の被害も大きいので、「建物」「家財」それぞれに保険加入されているかを確認されることも大切です。
保険金額も「新価」と「時価」で設定できます。
「時価」ですと被害が発生した場合、新しく家財を購入するには保険金だけでは不足します。そのために「新価」での保険金額設定をお薦めします。
9月は防災の月。
このタイミングで、全ての損害保険の証券を確認されてみては如何でしょうか。
保険証券見ても良く分からないという方は、お近くの保険ショップに証券を持ちこんでチェックしてもらってみましょう。
無料で相談に乗ってくれますよ。
現在、全国に保険ショップは2000店を超える数が出店しています。
利便性が高いので、近くの保険ショップを一度チェックしておくこともお薦めですよ!
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