要介護状態でも加入できる介護保険が出来たって本当？｜とれたて！損害保険｜上野 直昭

要介護状態でも加入できる介護保険が出来たって本当？

調べてみると、ありました！「介護サービス受給保障保険」という保険商品が！
こんな保険を作ったのは、少額短期保険業者のアイアル少額短期保険㈱！
しかし、ビックリの保険ですよね。

どんな内容かと言うと、Ⅰ型とⅡ型の二つがあって、Ⅱ型が要介護１～４でも加入できる介護保険でした。
Ⅱ型ですと、４０歳から８４歳までの「要支援１、２」「要介護１～４」の方が加入できるという商品になります。
支払いの対象となる「保険会社で言う事故」とは、「要介護度が上がる」ことになります。
つまり、要介護１の方が要介護２に悪化されたら保険金が支給されるというものです。
で、幾ら出るかと言うと、まずは一時金として５万円が、そして所謂１０％相当額の「自己負担分」の介護給付金が最大１２ケ月支払われるというものでした。

保険料は要介護１の方で７０歳男性で毎月７０００円丁度。３年間で約２５万円ほど掛けて要介護２になれば一時金５万円と要介護２だと毎月２０万円程度の介護保険対象となりますので使った金額の１０％が２万円として１２ケ月で２４万円、合計で約２９万円が給付される形となります。
更に、要介護状態が２から３に上がれば、ここから最大１２ケ月間、また自己負担分の１０％を支給してくれます。
保険料は年齢が上がる毎に何と安くなっていきます。ちなみに、要介護１の７５歳男性の保険料は６８５０円と７０歳と比べ１５０円お安くなります。

なかなか凄い保険ですよね。
Ⅰ型は、要支援、要介護状態になっていない方用の保険で、要介護状態１以上になれば一時金として５０万円とⅡ型同様に最大１２ケ月毎月１０％相当額の自己負担分を介護給付金として支払うという商品になっています。
保険料は年払いとなりますが、５０歳男性で年間保険料は１万円少しと非常にお安く設定してあります。加入時には通常の生命保険に加入する際に記載する「告知」が必要となりますので、ご留意下さい。Ⅰ型は流石に加入時に健康であることが要件となる訳です。
まあ、当たり前のことですよね。

それにしても、アイアル少額短期保険㈱って色々な商品を出しますよね。
先月は自殺・孤独死の場合の清掃費用等の原状回復費用と大家さん用に家賃保証がセットになった保険を販売しています。
今、保険業界では注目の会社ですよね。

でも、こうした少額短期保険業者の保険って、どこで加入すればイイのでしょうか。
勿論、来店型保険ショップでは、こうした少額短期保険業者の商品も取り扱っていますよ。

皆さんの知らない保険が一杯あると思いますので、こんな保険無いのと是非保険ショップを訪れて下さい。