2011年10月19日 15時35分更新
週刊東洋経済で「病気にかかるおカネ」というテーマが取り上げられていました。
例えば、がんの中で最も死亡者数が多い肺がん。
肺がんは「小細胞がん」と「非小細胞がん」に大きく分けられ、小細胞がんは肺の入口付近に出来て進行が速く他臓器に転移することも多いことから、病期は「限局型」と「進展型」の2段階しかありません。
この限局型の小細胞がんで放射線化学療法後に抗がん剤治療を実施したという場合の治療費は、放射線化学療法の治療費が約100万円、抗がん剤治療が3ヶ月で73万円、これに年4回の定期検査代を含めると、ざっと200万円となります。
当然、本人負担は3割ですし、高額療養費制度を利用できますので、本人の自己負担は実際には37万円程度で済みますが、それにしてもお金は掛かりますよね。
続いて、胃がんではどうでしょうか。
胃がんは日本人に最も多いがんですが、胃がんの半分が早期胃がんであり95%以上が完治するため、治療のポイントは生活の質を考慮しつつ安全且つ患者の体に負担を軽くする点におかれています。
そのため、腹部を切らない内視鏡的切除が第一選択とされ、患者の口から内視鏡を挿入し、医師はモニターに写る画像を見ながら内視鏡の先の器具を使って、がんを切除する方法を取ります。この場合、入院期間は一週間程度ですが、それでも医療費、手術、投薬、処置代等の合計で約40万円程度はかかります。
これも本人3割負担と高額療養費制度を活用することてぜ実際の本人負担は8万円程度になります。
では、もう一つ、日本人女性の25人~30人に一人がかかる乳がんの場合をみてみましょう。
乳がんの初期治療は手術療法が基本で、乳房全体を取り除く「乳房切除術」と、がんを中心に乳房の一部のみを切除する「乳房温存術」に大別されます。
乳がんの手術費用は、乳房温存術の場合4日間の入院で55万円程度、乳房切除術と同時に第一期再建を行った場合16日間の入院で130万円程度、ぞれぞれ高額療養費制度と3割負担で、本人負担は実際には約8万円~9万円で済みます。
しかし、乳がんの場合、むしろ術後に行う化学療法の費用が問題で、細胞の分裂や増殖を阻止するドセタキセルという抗がん剤だけで1回11万円程度かかります。これらを継続して行うだけで膨大な費用がかかり、しかも高額療養費制度が使えない場合も多いので、全て自己負担となります。
しかも、これらは現在の医療費本人負担3割を前提にしての話。。。
昔って、医療費の自己負担が一割だったことをお忘れでしょうか。
そうです。現在の3割負担が、4割負担、5割負担、そして10割負担に変わる可能性は十分にあるのです。
そのための対策を早めに打っておく必要がありますよね。
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