2013年02月18日 10時18分更新
2月15日、驚きのニュースが流れてきました。
「ロシア南部チェリャビンスク州に隕石落下!!」のニュースです。テレビではリアルな映像も流れ、実際に観た人はどんなに恐怖だったのかと思いました。
米航空宇宙局(NASA)は大気圏突入前の重さは約7千トン、直径は約15メートルとの推計を発表しました。1908年にシベリアに落下して森林をなぎ倒した隕石か彗星とみられる落下物以来の大きさで、直径は地球近くを日本時間16日未明に通過した小惑星「2012DA14」の3分の1だったそうです。
チェリャビンスク州のまとめによると、割れた窓ガラスの破片などによる負傷者は16日までに約1200人となり、州内の被害地域は10地区、州都チェリャビンスクを中心に半径約100キロに及ぶ広い範囲にわたったことになると発表していました。
NASAの分析によると、隕石は火星と木星の間にある小惑星帯から飛来し、秒速18キロで大気圏に突入。ロシア南部の上空20~25キロで爆発して幾つかの破片に分かれ、広島型原爆の20倍近い300キロトンのエネルギーが衝撃波として放出されたとしていました。
被害を受けた建物は州都チェリャビンスク市だけで3300棟を超え、被害総額は10億ルーブル(約31億円)を上回る見通し。窓ガラスが損壊した企業や商店が多いため、現地当局は盗難や治安悪化を警戒、市街地で夜間の巡回を強化したとの報道も流れました。
ロシアにとっても100年ぶりの隕石事故ということでしたが、これって保険の対応になるのでしょうかね。確か日本でも隕石が落ちて家屋の屋根に大きな穴が開いたというニュースを昔聞いたことがあったと思います。
これって、火災保険の約款に入っている「物の落下・飛来・衝突」にあたり、火災保険として保険支払いの対象となると思いますね。従って、窓ガラスやドアの修理代は保険で補償されます。
「物の落下・飛来・衝突」は、自動車が家屋に飛び込んできたとかトラックの荷台から荷物が落下しそれが家屋に飛びこんだとか、飛行機が落ちて来たとか、台風時に石が飛んできたとかを想定して作られた約款ですが、隕石のリスクの方が極めて少ないでしょうし、万が一隕石で保険金支払いになれば保険会社としては良いCMになると考えますので、喜んで支払うものと推定します。
隕石落下なんて想像を絶するリスクですが、保険での対応は意外と出来るもの!
春が近づいて来ましたが、まだまだ寒い日が続きます。冬は暖房の関係で火災事故が多い季節。隕石でも出るんだと思って、この機会に是非火災保険の内容チェックとか如何でしょうか。
オール電化ですと保険料が安くなるとか、機械警備を導入されていると保険料が安くなるとか、色々な割引があります。
地震保険料も来年には上がるとのニュースも出ましたので、早いうちに5年長期契約に代えられることをお勧めいたします。
たまには火災保険証券、見て下さいね。内容については、お近くの保険ショップが無料でチェックしてくれますので、お立ち寄り下さい。
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