四人に一人が６５歳以上の実態｜とれたて！損害保険｜上野 直昭

四人に一人が６５歳以上の実態

９月１６日は「敬老の日」でしたね。

お爺ちゃん、お婆ちゃんに感謝の気持ちを伝えましたか？

 

敬老の日を前に、総務省が１５日現在で推計した日本の６５歳以上の高齢者の数を発表しました。

何と！その数、３１８６万人！！

去年の同じ時期に比べ１１２万人増え、過去最多となりました。
総人口に占める割合は０．９ポイント増えて２５％ちょうどとなり、日本人の４人に１人が高齢者となりました。

凄い数値だとお思いになりませんか？！

これは、昭和２２年から２４年の第１次ベビーブームに生まれた、いわゆる「団塊の世代」の人たちのうち、昭和２３年生まれの人たちが新たに６５歳になったことによるものと考えられます。
男女別では、男性が１３６９万人、女性が１８１８万人で、女性が４４９万人多くなっています。

「団塊の世代」が来年また大量に６５歳を迎えますので、驚異的な「超高齢化社会」に一直線で進んでいることがわかりますね。

 

とは言え、昔の６５歳以上と言うと本当に「お爺ちゃん、お婆ちゃん」という感じでしたが、今は元気な「アクティブシニア」が主流です。

そのため、去年の高齢者の就業者数は５９５万人で、前の年と比べて２４万人多く、１５歳以上の就業者総数に占める割合は９．５％と、過去最高となっています。
産業別では、農業・林業が１０１万人と最も多く、農業・林業に従事する就業者の４５．１％を占め、高齢者が日本の農業や林業を支えている現状をうかがわせる結果となっています。

 

こだわりを持つアクティブシニアを如何にして保険に取りこんで行くか！これが今後の市場戦略の柱になることは間違いない所だと思います。

ＰＣやスマホを操り、アンチエージングに積極的で趣味も大切にし、何事にも果敢に挑戦し行動力のあるアクティブシニア層！女性の場合、６５歳になったとしても平均寿命の９０歳まで実に２５年間も生きなければならない訳です。

・「生きるための保険」、

・「生き甲斐のある社会づくりの為に一生働くための保険」、

・「全世界の為に培った能力・技術を使ったボランティアが出来る保険」、

・「シニアになってもトキメキを感じるための保険」

死んだら幾ら貰えるとかといった「後ろ向きな保険」でなく、こんな前向きな「ポジティブ」な保険を考えていく必要があると思いますね。

 

「年寄り扱い」されることを嫌うアクティブシニア層に刺さる保険のアイデアを皆で持ち寄り、まずは少額短期保険で組み立ててみては如何でしょうか。

アクティブシニア層に保険を身近に感じてもらうことがまずは必要かと考えます！