2013年05月07日 12時40分更新
65歳以上の高齢者が人口の4分の1に迫ってきました。
こりまで、20~30代を対象として店舗作りをしていた保険ショップも変態の時を迎えようとしています。
では、何に気をつけるか??
そのためには「団塊シニア層」を研究することから始める必要があると思います。
まず、「団塊シニア層」には、「まだまだ自分は元気と自負」している方が多い!
とは言え、40代、50代と比べ「確実に体力・気力は衰えている」。
でも「年寄り扱いはされたくない」。。。 こんな感じでしょうか?
従って、店舗作りはシニアを完全に意識した作りにするのではなく、原形のものに一寸だけスパイスを利かせるという感じで良いかと考えます。
まずは、『目の衰えへの対応』!
パンフレットやPOPは「ハッキリ」と「黒々」として「大きな」字で表記することが必要です。蛍光色はまぶしいと感じるので使わない方が良いですね。さらに、シニアは若い人よりも身長が低い場合が多いので、POPは目の高さより下になるよう低めの位置に展開した方が見やすくなると考えます。
また、店舗で「老眼鏡」を置いてある所も見かけますが、無料で使えるサービスは良いと思います。
新聞チラシも「シニア層は必ず新聞を購読しているので効果的」ですので、「折込チラシ」は大きめの字で印象を深く与えるものにしていく必要があると考えます。
続いて、『脚力の衰えへの対応』です!
従って、ブース以外にも入口付近に「ソファー」を設置しましょう。商業施設でも商店街でも意外と腰かけて休む場所がありません。保険ショップ入口は一寸疲れた際に休憩できる「ソファー」を置くことで集客に繋がります。
この休憩時間は商品を効果的に伝える機会でもあります。休憩中のお客様に了解を得た上で、アンケート方式で保険商品の説明をするとか、相続や介護、信託、資産運用のDVDを見て貰うとかすれば今後の集客に繋がると考えます。シニア層に保険のフルコンサルは必要がないと考えますし休憩時間を使っての話しとなると無理ですので、ここは商品説明をすべきだと考えます。
そして『聴力の衰えへの対応』も必要です。
スタッフは、お客様ときちんと向き合って明瞭な発音で分かりやすく対応することを心がけなくてはなりませんね。
また、話すだけでなく、分かりやすい目で見える資料もあれば効果的だと考えます。
併せて、BGMの選択も考えるべきだと思います。
「一寸懐かしいグループサウンズ」や「ジャズ」とか「耳を傾けたくなるBGM」を適当なボリュームで流すと「聴こう」という姿勢に繋がり、スタッフの言っていることも耳に入り易いと考えます。
如何ですか?
今の保険ショップを少しだけ「手を加えれば出来ることばかり」ですよね。
シニア市場を意識した保険ショップ作りを今日から取り組んでみませんか?
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