2016年01月28日 19時33分更新
総合スーパーの大量撤退が話題になっていましたね。
イオンやイトーヨーカドー等の一般的な商業施設に行くと、一階は生鮮食品や日用品が、二階には衣料品とか寝具とか家具とかがあって、三階は電化製品とか本屋があって、フードコートに大抵アイスクリーム屋とたこ焼きとラーメンと韓国料理とかが入っていると思います。所謂、これが総合スーパーで、全国各地に普通にありますよね。
昔は、これで流行ったのですが、今はどうでしょうか。
日用品については「ドラックストア」が安売りをしていたり、衣料品については「赤ちゃん本舗やユニクロ」が全国展開し価格も品揃えも総合スーパーを遥かに凌駕し、家具は「IKEAとかニトリ」とか洒落た家具屋が全国にあり、家電も「ヤマダ電機やコジマ」とかの大型量販店があり、総合スーパーで購入するのではなく、こうした専門店で商品を購入するようになりました。
そのため、総合スーパーとしては存続が出来なくなり大量撤退し、新しいモデルへの転換を模索しようとしています。
総合スーパーを終わらせた一つの要因を作った家電のヤマダ電機も家電の量販店だけでは顧客に飽きられて生き残りが出来ないため、中古の家電を販売する専門店を作ったりと形態を大きく変えようとしています。
何かチョットしたエッセンスを顧客は求めているのだと思います。星野リゾートは元々老舗旅館だったものを購入してリニューアルさせたりしていますが、施設自体は大して変わりないのに来客層を絞ったコンセプトだったりを変えることで立て直しをしていますよね。
では、保険ショップはどうでしょうか。
保険ショップはむしろ逆で保険だけでなく総合フィナンシャルショップに変化させ、お客様に必要なあらゆる情報・サービスの発信ハブになることが生き残りの方法だと考えています。
一般社団法人保険健全化推進機構結心会では、昔取り組んで上手く行かなかった住宅ローン見直しをもう一度取り組もうとしたり、投資信託の販売をしたり、携帯電話の販売や修理をしたり、農業の六次化の流通を担おうとしたり、ママサークルを支援したり、地域に密着した保険を創ったりといった取り組みを同時並行的に実行しようとしています。
ご来店いただくお客様に何をご提供できれば喜んでいただけるかは保険ショップに携わっているスタッフの皆様が一番お分かりだと思います。是非、スタッフの声を聞いていただき保険ショップアイテムの一つとして品揃えしてみて下さい!
保険ショップも真剣に生き残りを考える時期を迎えていることを理解しましょうね。
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