2012年07月17日 10時38分更新
「ハンディング」って分かりますか?
基本、店頭に立って、インショップであれば通路を歩かれるお客様に保険ショップのチラシを手渡しする行為を言います。
路上でハンディングしている人を見て、どう思われますか。
黙ってティシュとチラシを配っている人、お声掛けしながら配布している人、一ヶ所に留まって配布している人、動きながら配布している人、配布するものに合わせてターゲットを絞って配布している人、、、等々、色々なハンディングのスタイルを見かけますが、あなたはどういった場合に受け取りますか?
ネクタイ派手夫は、やはり「人波をちゃんと読んで動きつつ、ターゲットを絞って、何のチラシか声をかけつつ、渡す」人であれば受け取ります。
逆に、何も言わず、むやみに人の前にチラシを投げ出して「取れよー」という態度のものは絶対に取りません。
皆さんも同じだと思います。
保険ショップの店頭でのハンディングも同じです。
保険ショップ店頭でのハンディングなのだから、保険ショップのチラシに間違いないのだから声掛けなど必要ないと思われている方もいますが、そもそも「保険ショップって何?」と思われているお客様も多い思います。
従って、店頭であっても、お声掛けは必須なのです。
チラシをハンディングする前から、常に声を出してメッセージを伝え、「ああ、そういったチラシだったら貰おうかな」と思っていただくことが必要です。
「保険ショップ○○は、生命保険・損害保険○○社を扱う保険代理店です」
「複数の保険会社の中から皆様にマッチした生命保険・損害保険をお客様とご一緒に選択するお手伝いをさせていただいています。
「現在ご加入の保険証券、ご覧になっていますか?服と同じで5年もすると体に合わなくなっているかもしれません。一度、保険証券の内容を確認されませんか」
「保険相談は無料で出来ます。お気軽にお立ち寄り下さい」
「自動車保険、火災保険、海外旅行傷害保険といった損害保険も取り扱っています。自動車保険は通販系自動車保険の取り扱いもしていますので、一度、保険証券と車検証をご持参の上、お立ち寄り下さい」
こうしたお声掛けを常にすることで、チラシを受け取らない方でも後日保険ショップに立ち寄っていただけるのです。
インショップ保険ショップでは通常午後1時~4時までは店頭に立ってお客様にお声かけとハンディングをすると決めている保険ショップもあります。
ちょうど夕飯の食材を購入し主婦の方々が商業施設に来られる時間帯ですよね。
こうした当たり前の対応をきちんとやるとやらないでは雲泥の差が出ます。
良く「うちのショップには人が来ない」と嘆かれる店主の声を聴きますが、大抵、こうした基本対応を甘く考えて対処されていないケースが大半です。
基本に忠実に、1日の「行動計画」をきちんと作って、この時間帯は何をして、この時間帯は何をするかを明確にしておかないと店舗運営は上手くいきませんよ。
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