2012年07月09日 10時37分更新
最近の保険ショップの乱立ぶりには長年携わってきたネクタイ派手夫にとっても流石に驚く所があります。
NOVAの終焉に近いものを感じるとおっしゃる経営者の方もいらっしゃいます。
確かに、人口6万人の年に大手来店型保険ショップが登場されると、何か「他の保険ショップ進出の前に楔を打つために出店」しているだけの出店としか思えないものがあります。オセロゲームじゃないんですからね。
出せばイイのではなく、コンセプトが大切なことが分かっていらっしゃるのでしょうか。
まずは、何故そのエリアに出店したのか、明確なコンセプトがありますか。
保険ショップの主力ターゲットである30代の主婦を考えるのであれば、単純な人口ではなく、主要幹線駅の乗降客の調査やフィットネスクラブの数、小学校の数、塾の数とかを事前にしっかり考えて出店をすべきでしょうね。
しかも、保険見直しが取り組みのメインとなりますので、対応するスタッフは地元の子育てが一段落した主婦がイイですよね。
こうしたスタッフの採用、教育をしっかりして、「運営している企業自体のコンセプト」、「当該ショップとしてのコンセプト」をしっかりと表現出来るようにしないと保険ショップは絶対に上手くいきません。
店舗の造作も同様ですよね。来店いただくターゲット層に合わせた店造りは当たり前のことだと思います。店舗の造作からもコンセプトが表現できないといけないですよね。
従って、屋号毎に店舗の造りが統一されている必要があると思います。
また、コンセプトに沿ったトークスクリプトを作り徹底する必要があると考えます。
お客様にどんなメッセージをお伝えするのか、こういうコンセプトで取り組んでいる保険ショップであることを理解いただくトークをしっかりと考え、スタッフ全員が100%自分自身の腑に落とすことが必要ですね。自分の肉と血になるまで、コンセプトを吸収させる必要があります。
如何でしょうか。
今こそ、コンセプト作りをしっかりやらないといけない時です。
単に出すだけの保険ショップと、しっかりとコンセプトを持った保険ショップとでは雲泥の差が生じます。しっかりと時間をかけて、コンセプトを決めて下さいね。
これが出来て初めて出店をスタートさせて下さい!!
正直、自社で考えていても、うまく考えがまとまるとは思えません。こういう場合は、ちゃんとした所にコンサルティングを依頼しましょう。他人の目から見てもらい、他人にコーチングしてもらいましょう。
イチローにもコーチがいるという話を良くセミナーではさせていただいています。高みを極めるためには常に他人にコーチを依頼すべきです。何時までもコーチを持ている人が頂点を極められるのです。
コーチを持たないあなた、大丈夫ですか?
最近は保険ショップで損害保険の取扱を強化している所も増えて来ましたが、全体的にはまだまだという状況だと思います。 ...
ネクタイ派手夫 09月03日12時20分