ソニーの創設者、盛田昭夫さんがよくおしゃっていた言葉です。
この言葉をおっしゃるときは、こんな話もされました。
「俺はラジオ屋だから、聞き手のラジオのチャンネルが
どこに合っているか気になるんだ」と。
そうですよね。TBSにチャンネルを合わせている人に、
いくらNHKの電波に乗せてメッセージを送っても、
ナーーンニモ相手に伝わりませんよね。
だから、相手がどのチャンネルに合わせているかを探るために、
いろんな周波数の電波を発してみるそうです。
天気の話、日本の話、世界の話、子供の話、オーディオの話
・・・・・やがて、バシッと相手が反応する瞬間が出てきます。
そこを逃さず話を展開するそうです。
「探ること」をラジオ屋用語で「スキャニング」というそうで、
盛田さんはこの言葉を大変気に入っておられるようでした。
同じような話が落語家にもあります。
噺家は、その日のお客の興味とレベルを測るため、
「まくら」というスキャニングを施してから、その日の演目を決めます。
ですから、「今日はこの演目です。」と事前にアナウンスすることは、
プロの噺家ではめったにありません。
また、盛田さんは、こんな事もおっしゃっていました。
「しゃべるときは、3分に1回、相手を笑わせなさい。
さもなくば、相手はあなたの言うことを聞いてくれないよ。
人の集中力は3分が限界なんだよ。
だからテレビコマーシャルは3分なんだよ・・・」と。
盛田さんのスピーチは、本当に世界中の人々を惹きつけました。
聞き手のチャンネルを探りあてていますか?
3分に一回笑わせていますか?
両方できたらあなたはコミニケーションの達人です!!
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