2018年05月24日 18時09分更新
アパレル業界でも、リアル(実際の店舗)+ネット(通販)が広がっています。
衣料品売り上げ世界トップのブランド「ZARA」はオンラインに特化した店舗をオープンさせました。陳列された洋服は1種類1着のみ。スマホアプリかお店で借りる端末で購入するという全く新しいシステムです。試着室の予約もでき、待ち時間も表示されるので並ぶ必要もありません。来店した客は、基本はオンラインで購入しますが、「フィッティングルームに並ぶ必要性がなく、手ぶらで帰ることができるので、便利で快適なショッピングを楽しめる」と歓迎されているとのことです。
最大手「洋服の青山」では、試着や採寸に特化した店舗をオープン。
店内にある縦1m、横50cmほどの液晶画面で、ネット通販向けの1000万点余から選び、受け取りは配送。
店側のメリットは、在庫を抱える必要がなく、サイズ違いをそろえる必要もないため店舗面積が従来の4分の1で営業可能なことだそうです。
こうした展開が保険でも出来たら面白いですよね。
リアルな店舗で「保険の勉強」が出来るというのは如何でしょうか。パンフレットが置いてあってポップで保険の簡単なキャッチコピーが掲示されていますが、これだけではわかりませんよね。大型パネルが設置されていてタッチ方式で保険の勉強が出来るとか、セミナー形式で人が集まらなくてもやり続けることが求められていると思います。
ネットでも保険の勉強ができればと考えています。
何を使うか?やはり「ゲーム」でしょうか。誰か保険に関するゲーム、作ってくれませんかね。「バーチャルリアリティー」を活用して保険相談リアル体験とかも出来たら面白いですよね。アニメーションを使った保険説明なんかもあれば若年者の保険リテラシーをあげられるかもしれません。こうした努力を保険代理店、保険募集人自らが取り組んでいかなければならないと考えています。
保険は売っている保険募集人と、保険を買うお客様との保険に関する「知識の差」が問題化されています。これを業界では「保険リテラシーの非対称性」と呼んでいます。非対称でなく、対称にするために、如何にして保険リテラシーをあげていくのか? リアルでもネットでも保険に関するリテラシーをあげられれば、そのまま保険加入に繋がると思います。
そのためには保険代理店も代理店事務所を誰でも気軽に来ていただける「場」にしていく必要があります。リアルな場でコミュニケーションをお客様は求めています。求めているのに、この場がなければ、話になりません。
事務所が無理であれば、お客様と接する場として「調剤薬局に出店するみんなの健康ラウンジ」は如何でしょうか。詳しくは、株式会社インステック総合研究所のホームページから照会下さい。➡ http://instech-r.co.jp/