2016年09月08日 18時53分更新
「リーズ」販売をしている「保険のビュッフェ」が保険ショップを出店したり、リーズを大量購入して大きく成果を伸ばして来たブロードマインド代理店が四国のフジという商業施設に来店型保険ショップを出店するなど、従来の販売チャネルをクロスした展開が進んでいます。
リーズ自体は保険業法下での評価が定まらないので、リーズから脱却した販売体制に大きく舵を切らざるを得ないと思いますので、当然の展開かとは思いますが、衝撃的でもあります。
最も衝撃的なのは、地方銀行の保険ショップ参入です。既に山口フィナンシャルグループが保険ショップを出店しました。「銀行窓販」の販売チャネルが「リテール保険ショップ」にシフトを切られると、「ブランド力」と「資金力」で太刀打ちできるわけがない以上、保険ショップ運営を理解して攻められれば、正直「お手上げ」状態かと思います。
従来の販売チャネルが新しい販売チャネルに入り乱れて参戦する中、従来の保険ショップは如何に戦うべきなのでしょうか。
保険ショップも「多様化」をここ数年前から推し進めており、
・携帯電話の修理・・・保険には縁のない若い顧客の誘客に活用、
・投資信託の販売・・・保険に関心のない若い顧客に資産運用で誘客、
・仕業との業務提携・・・悩み事、困り事をワンストップで解決することで顧客の抱え込み
を図る、
・終活セミナーを活用したシニアマーケットの開拓、
・婚活・・・結婚してお子様誕生で保険ニーズ喚起させる、
・葬儀会社とのコラボによる保険ショップの終活ステーション化、
・保険ショップ自体のインフラの変化・・・喫茶店、マッサージ店、ヨガ教室等を保険ショ
ップに併設することで保険ショップそのもの
のイメージを大きく変化させる、
・ママセミナーを活用したマママーケット開拓、
といった色々な取組をして来ました。
こうした色々な戦略を多くの代理店は日々工夫して実行しています。
これを「個」単位でなく、情報を共有化することで「群」として展開することが、今、求められると考えます。
今こそ「群れる」必要があります。
個々でやっている各種戦略をコピーして実施する、「群」を作ることで生まれる戦略もあります。
今、マーケットそのものも動き出しています。
全国の保険代理店は、今こそ「群」となって、情報共有し合い、戦うべきだと考えます!
その一つに「一般社団法人保険健全化推進機構結心会」があります。
皆さん「結心会」として群れてみませんか?
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