2017年11月30日 18時44分更新
先週の日曜日、保険ショップを開業する物件を現調して欲しいとの依頼があり、千葉県某駅に下車。
駅の左右に商業施設があり、一つの商業施設に保険ショップ出店を検討されているということで、施設にお邪魔して、フラフラと1時間強、人の流れ、どんなものをどのくらい購入されているのか、どんな単価の商品を購入に来店されているのか、来られている家族の数、来店者の年齢、レジの数、商業施設周辺の住宅地の模様、小中学校が近くにあるのか等々をみて来ました。
直接、現調して、人の息遣いを感じないと、出店は決めては駄目ですよね。
レジ前通過数とか、周りの人口とか、年齢分布とかのデータも必要かと思いますが、直接行って肌でお客様を感じないと出店を決めてはいけません。
一度、行って、感触が良ければ、平日に半日くらいいて、もう一度、チェックしたら良いと思います。時間帯を変えて、ゴールデンタイムの客層をチェックしなければ駄目ですね。
ご依頼の商業施設の現調を終え、駅の反対側にある商業施設に覗いて来ました。
ここにも、保険ショップがあるということで、そっと視察して来ました。
お邪魔したのは、午後1時くらい。
手前にフードコートがあり、中華料理屋さんとかのフードの専門店も軒を連ねていましたが、何と「お客様がゼロ」でした。日曜日のお昼時に飲食の専門店に来店ゼロ!しかも、覗いた3軒ともにお客様ゼロで正直驚きました。商業施設そのものの集客力もここまで落ちたかと率直に思いました。
そして、保険ショップを覗いたら、男性と女性3名が・・・・。日曜日のゴールデンタイムなので、フルメンバーだなーと思いつつ、覗いたら、何とスタッフがそれぞれ二つのブースの「お客様側」の席に着座して、ロープレぽいことをしていました。商業施設に集客が無いとは言え、これはないなという光景で、信じられませんでした。折角、4名が出勤しているのですから、出入口でハンディングするとか、店舗前でお声掛けをするとかの王道をしないでどうするのでしょうか。店舗自体も、12年前の保険ショップ創業時のような造作で、全く陳腐でした。何の工夫も感じられない店舗の造りを見つつ、1年後にはないだろうと思いました。
最近は、イオンモールからイオン保険サービスの撤退も始まっています。
これでは、保険ショップそのものの信頼失墜につながると危機感を感じました。
全国の保険ショップの皆様、基本を確実に、凡事徹底で取り組んで下さい!!
保険ショップの火を消さないために本当にお願いします!
改正保険業法に関しての金融庁監督指針が発表され、保険ショップでの対応について色々な議論が交わされるようになりましたね...
ネクタイ派手夫 03月03日11時37分