2012年11月12日 10時19分更新
11月6日~7日の二日間、第16回目となりました一般社団法人保険健全化推進機構結心会「定例会」が開催されましたので、6日のオープンセミナーの模様をご報告したいと思います。
最初に、三井不動産株式会社 商業施設営業部の黒谷総括から「ショッピングセンターから見た保険代理店の考察」というテーマでご講演をいただきました。
あらゆる商業施設の中に保険ショップが進出している現在、新たに進出するには「差別化」が必要!!「ほけん○○」と何が違うかを明確に表現できないといけませんよね。
従って、「経営者が目指すものは何か」あたりは明確に表現できないとダメです。
終活カウンセラー資格、住宅ローン診断士補資格、介護コーディネーター資格といった「資格」をスタッフ全体の何%が取得しているといったことも十分アピールになります。
また、チラシや新聞折込を独自にして商業施設に頼らず集客しているとか、ホームページの検索で上位にランクするとか、コールセンターが充実しているとかといったことも他との差別化に使えますよね。
更に進出したい商業施設の「テーマ」を十分理解して「テーマ」に沿ったターゲット層に絞った保険ショップ展開するというのも新しいですよね。
こうした「商業施設のリーシングの方に刺さる」ポイントをご教授いただきました。
続いて、「こうして繁盛店を作れ!!」というテーマで来店型保険ショップの内装を数多く請け負っているダイワラクダ工業の城本氏が、実際のショップ写真を見せながら、ショップ内装から保険ショップのコンセプトをお客様や商業施設のリーシング担当に伝える極意をお話しいただきました。
更に、株式会社G-Smart梅村会長から「最新デジタルサイネージ」のご紹介をいただき、保険ショップもこうしたデジタルサイネージがあれば近い将来「無人保険ショップ」も可能ではないかと考えさせられる切っ掛けを頂戴しました。
今回の定例会では、「保険ショップそのもの」に焦点を当て、何が欠けているかを考えて貰う一助にとの考えで関係する方々のご講演を頂戴しました。
実務者レベルの問題に焦点を当てて取り組む結心会らしい内容だったと思います。
保険ショップスタッフに必要な資格として結心会が作り上げた「介護コーディネーター資格」スタートを記念して、テキストを作成いただいた株式会社Prо・visiоnの山中氏に「もう公的介護では足りない!」というテーマでのご講演をいただきました。
最初に公的介護保険についてどれくらい知っているのかのテストを全員が行い、90分の熱いご講演でした。流石に年間60回以上もこうした講演をされているということで素晴らしい流れで分かり易いお話しでした。
こんな内容で、6日午後1時~6時までの5時間の定例会を終え、懇親会を実施し全国から集いし保険代理店が終日熱い保険談を語りあいました。
次回定例会は1月下旬或いは2月上旬を予定しています。
ご関心ある方は、それまでに結心会にアクセスしてみて下さい。
結心会のコンセプト「楽しい!」を実体験いただければと思います!!