2014年10月14日 11時51分更新
二週間連続で週末に台風が襲ってきました。
台風18号、19号の被害は大丈夫でしたか?
被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。
それにしても、最近は10月に台風がやってきますね。
元々、10月は晴天が多いと言う統計をもとに50年前の東京オリンピックは10月開催された訳ですが、最近の兆候を考えると、2020年開催の東京オリンピック開催日程が7月24日~8月9日に、パラリンピックが8月25日~9月6日になっているのも頷ける感じでしょうか。
ちなみに、皆様は、台風被害で最も甚大な損害を生じたものを記憶されているでしょうか。
近年で最大の被害を及ぼしたのは1991年の台風19号です。
重要文化財の広島県厳島神社の能舞台が倒壊したり、青森県で多くのリンゴが落下したりして農作物に大きな被害を与えた台風ですので、ご記憶にある方も多いと思います。
当時、Dr.ウエノは損害保険会社社員として仙台支店にいましたが、担当のゼネコンで建設中のビルが倒壊したり、建設中のダムに盛っていた土砂が全て流出する事故等があり、保険金支払いに向け忙しい毎日を過ごした記憶があります。
続いて大きな被害を与えた台風として、2004年の台風18号があります。
全国各地に雨・風をもたらしたもので死者43名、負傷者1399人と甚大な被害が生じました。
Dr.ウエノも新潟・三条市の知人宅が、川の決壊により一階は完全に水没し、二日後に救助されたという記憶があります。
避難しようとしたら一挙に水かさが上がったため二階に避難したところ、完全に一階が水没し二日間救助を待って漸く救助されました。
このように全国規模で大きな被害を及ぼす台風になるとご自身が罹災されたとかお知り合いが被害に遭われたとか何かしら関連があると思います。
教訓を大切にして自分の身は自分で守ることを日頃から準備し実践する必要がありますね。
先月は「防災の月」でしたが、こうしたタイミングで自身の緊急避難時の準備等をチェックされることをお薦めいたします。
同様に「火災保険」のチェックもお願いします。
こうした台風による風災、雨災、水災は火災保険でカバーできます。土砂崩れも対象です。
チェックポイントは
一番被害があるのは「家財道具一式」ですので、家財は保険加入しないとダメですよ。
ここは肝心です。
火災保険の場合、住宅ローンを使って家を建てた場合、借入金額に合わせて保険金額が設定されていて万が一の場合十分な補償が無かったということのないように、何かあれば建物がもう一度新築出来るとか家財であれば新価で購入出来るだけの保険金額になっているを確認しましょう。
当たり前のことですが、「毎年確認する」ことが大切です。
「災害は忘れた時にやってくる」と昔から言われていますが、その通りだと思います。
「いつも備えは万全に!」を心がけましょう。
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