2012年04月11日 20時57分更新
先般、商業施設本体が運営されている保険ショップのトップの方と久しぶりにお会いしてお話しをさせていただく機会を得ました。
その際、こんなお話しが出ました。
「商業施設内に数百のショップが入っているが、唯一保険ショップだけが着座をしたまま挨拶をする。あり得ない話!」というものでした。
えっ、まさか?と思いましたが、接客ブースに座ったまま、前を通られるお客様に「いらっしゃいませ」とお声かけしているスタッフを思いだし、冷や汗が出ました。
接客ブースメインの保険ショップにあっては、動線を通られるお客様に直接ブースを見られてしまいます。お客様と視線が合えば当然ですが立ちあがってご挨拶ですよね。
パソコン前に座って通られるお客様を無視なんて「流通」として考えられない行動だと言われ、こうした基本形が未だに定着していないことに驚愕しました。
「保険ショップは精々10坪。しかし、商業施設自体は数万坪。10坪で仕事をしている訳ではなく数万坪で仕事をしているという認識が保険ショップだけが欠如している!」とご指導をいただき有難く思いました。
確かにその通りですよね。
例えば、保険ショップで「風船」を子どもさんに配布していたとします。で、商業施設のどこかでパーンと音がしたとします。あなたのショップではこの場合どうされますか?
答えは一つ。
ネクタイ派手夫は、この場合、膨らませていない風船を持ってパーンと音がした=風船が割れた方向に走って行くよう指導しています。折角もらった風船が割れてしまうとお子様は寂しいですよね。そこで割れていない風船を渡して「ごめんね。後てお父さんに膨らませてもらってね」と言って、割れた風船のゴミを回収して帰ってくるというのが正解だと考えます。
如何でしょうか。当然ですが、気温、湿度を考えて風船の大きさは何時も変えています。この程度の気配りが無ければ流通を担っているとは言えないと思います。
何度も言っていますが、保険ショップは「保険代理店業」でなく「サービス業」であり「小売業」です。
お客様へのおもてなしの心が無ければ、やっている意味がありません。
久しぶりに「流通」を支えて来られた流通本体が運営されている保険ショップトップの方とお会いして改めて気持ちを引き締めることが出来ました。
商業施設においては基本ブースに座ることなく、お客様をお迎えする姿勢でいないといけません。申込書を作るとか見積書を作るといった作業はバックヤードでやるのであって接客ブースでやるものではありません。
ブースに座ることなく常に立っている姿勢が基本です。
皆様の保険ショップは、出来ていますか?
出来ていないショップは淘汰されると思いますよ。
直ぐに出来ることです。今から変えていきましょう!!
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