2015年10月15日 17時35分更新
「チカン保険」という衝撃的な保険が先月販売されました。新しい保険で、まさに保険革命的なことなので、取り上げてみたいと思います。
朝夕の満員の通勤電車での痴漢事件がなかなか減らないなか、一方で痴漢と疑われる冤罪のリスクが顕在化しています。基本、ネクタイ派手夫は満員電車に乗らないために朝早く移動します。日中、たまたま乗った電車が混んでいたら必ず入口に留まることはなく車内奥に行き、両手でつり革を持つように対処しています。
恐らく多くの男性がこうした対処を講じられていると思います。
ここにチカンの疑いをかけられたら、すぐに弁護士に連絡がとれる「弁護士保険」が登場しました。
チカンは疑われて捕まっても、初動を誤ると無実を証明することはむずかしいとされています。チカンを疑われると、多くの人の場合は動揺するので、車内での女性との位置関係などを正確に思い出せなかったり、状況を説明できなかったりし、反証できず否認を続ければ身柄を拘束されることも少なくないと言われています。もしチカンと疑われれば、会社で身の置き場を失ったり、休みが多くなれば職を失ったり、更には家族に迷惑が及ぶかもしれません。そういった恐れを避けるためにも、弁護士と早めに連絡をとることが求められています。
この「チカン保険」は、電車などで痴漢に間違われたとき、弁護士にすぐに助けを求めることができる特典が付いた弁護士保険となります。男性が痴漢を疑われたときの「痴漢冤罪ヘルプコール」は、携帯電話やスマートフォンにあらかじめ登録していた画面を押すと、登録弁護士の携帯電話やスマートフォンにメールが一斉発信され、受け取ったメールを見て、対応可能な弁護士がボタンを押すと契約者にメールが返信され、弁護士と電話で相談できる仕組みです。
なかなか良く出来ていて、使えるのは保険期間中一回だけで、利用可能時間も平日の7時から10時までと17時から24時の出退勤時間帯に限定されているのが特徴。土日祝日、年末年始も利用不可とすることで、保険料を何と月払いで590円、年払いで6400円にしています。事件後48時間に発生した弁護士の相談や接見の費用などを補償。弁護士費用等保険金は最高で300万円、法律相談費用保険金が最高10万円、個人賠償責任保険金が最高1000万円となっています。
販売しているのは、ジャパン少額短期保険社。
ネットから申込できますので、チカンでの冤罪が心配な男性の皆様、是非、ジャパン少額短期社のホームページをチェックされたら如何ですか。
前の記事
次の記事