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銀行窓販について|ネクタイ派手夫の保険流通革命|ネクタイ派手夫

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ネクタイ派手夫の保険流通革命

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銀行窓販について

保険ショップと「似ているようで非なる」ものに「銀行の窓販」があります。

銀行窓販について聞けるセミナーが先般ありましたので参加して来ましたが、なかなか面白かったので皆様にも共有させていただきたいと思います。

 

セミナーには某地方銀行が参加されていてこんな話をされました。

・2002年10月に窓販解禁と同時にスタートした。

・リタイアメント層に対して「資産」としての保険販売をしているため、窓販で保険加入し

た顧客の70%が65歳以上で、40歳以下は5%しかない偏った形になっている。

・銀行員が販売するのではなく専担者が販売する体制を構築し、100名強で1000億円

 以上の成果を上げている。

凄いですよね。銀行の販売力の強さを改めて知ることが出来ました。

 

という現状を受けて如何に今後展開するかということで、次のことを仰ってました。

・若年層に対してライフプランニングを提案して行きたい。

・貯蓄性から保障性商品への移行を実現させたい。

うーん、なるほど! 

現状分析から導き出される当然の結論だと思いますが、従来「変額保険」等を活用し一時払いで平均600万円取っていた銀行が月払い5000円の医療保険とかを取っていけるかと言うとそう簡単な話ではないと思います。

手間は一緒でお客様から頂戴する保険料は100分の1では収益重視の銀行窓販では無理かなと思いますね。

 

そこで、過去、保険ショップと提携した展開をされていた地銀が多くありました。

保険ショップは主たるマーケットが子育てママを軸とした若年層であり、ライフプランをしっかり立てて保障性重視で展開しています。しかも不特定多数のお客様を対象として保険販売していますので、銀行窓販とは「似て非なる」ものと考えています。しかし、「似て非なる」もの故にコラボが可能な訳です。

銀行の持つリテールマーケットとブランド力を使って、この層に対してきちんとライフプランが出来る保険ショップと提携し本格的に稼働出来れば凄い力になることは間違いありません。

 

保険ショップも変化しています。単純に保険を販売するだけでなく投信の販売等フィナンシャルショップ化がいよいよ本格化し、顧客の皆様全てに安全・安心な「医・食・住」を提供しようとしています。保険業法改正の中、保険募集人は顧客の色々な悩み、困り事等々をお聴きして、それぞれの問題点に対してソリューションを提供することが求められています。

最近放映されている日本生命社のCМをご存知ですか。

「人生をきく。私の仕事は、そこから始まります。」というキャッチコピーでもお分かりかと思います。

 

地域の情報とサービスのハブとして今後展開する保険ショップは、地元地銀や信金、信組と業務提携して地域コミュニティを支えて行く方向に進むべきと考えますね。

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