2011年12月09日 12時26分更新
初めまして。人材開発インストラクターの千葉由希彦と申します。
もうずいぶん昔の話です。
大卒後、生命保険会社に入社した私は、ある支社の営業サポート役として勤務していたことがあります。
そこには全国でもトップクラスの売上を誇るセールスレディがいらっしゃいました。
私は幾度となく彼女と同行する機会に恵まれ、お客様とのやりとりを目の前で体験するうちに、
あることを発見しました。
それは、自分から商品提案をもちかけないということです。
お客様のおっしゃることを傾聴し、時々質問し、お客様の頭を整理して上げる技術です。
私は今様々な業種の会社で研修の講師を務めていますが、当時の彼女は、今思うと、「コミュニケーションプロセス」と、「ファシリテーション」のスキルを駆使していました。
もちろん当時はそんな研修などありませんでしたから、恐らく天性のものだったのでしょう。
逆に言うと、「コミュニケーションスキル」と「ファシリテーションスキル」を磨けばだれでも優れた営業社員になれる可能性が高いと思っています。
なぜなら、「スキル=技術」は磨けば誰でも身につけられるものだからです。
ちなみに彼女は、クーリングオフ率も解約率も圧倒的に低かったです・・・。
次回はもう少し詳しくお話ししたいと思います。
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ネクタイ派手夫 12月05日19時09分