2013年03月26日 10時15分更新
年が明けて、そんなに時間が経っているとは思えませんが、年度末となりました。
各企業追い込み等でお忙しいと思いますが、同時に「人事異動」も発せられ、転勤される方も多いと思います。
ネクタイ派手夫も保険会社勤務時代の転勤を含めて20回程度引っ越しを経験していますが、大変な作業ですよね。
大切にしていた荷物が運送中に壊れたとか搬出中や搬入中に壊れたといったケースもあります。
仕方ないことですが、万が一に備えて「保険」加入しておいて下さいね。
引っ越しの保険は、移動中、保管中含めて「物流」の一貫の流れの中で発生するリスクに対応できる保険となっています。
ネクタイ派手夫も保険会社勤務時には、引っ越しの際には、自分で引っ越し保険に加入して、後で負担した保険料を経費で請求するという形を取らされていました。
流石に保険会社の社員ですから保険加入を失念したというケースは無かったですが、一般の方では無理ですよね。
従って、引っ越し保険に加入されたいと言う方は是非お近くの「損害保険代理店」に照会してみて下さい。
ちなみに、損害保険は元々が「海上輸送」から生じたため、「海上保険(マリン保険)」という分野があります。第二次世界大戦前は輸送手段と言えば、「船」でしたので、マリン保険が主体でした。
戦後はモータリゼーションに伴い陸上輸送が主体となり、結果「ノンマリン保険」という分野が登場しました。
皆さんが馴染みのある自動車保険や火災保険は「ノンマリン保険」となります。
で、実は、この引っ越し保険は「マリン保険」の分野に所属するのです。
マリン保険は海上輸送をしている商社さんとかでの扱いはありますが、一般の代理店が取り扱うマリン保険としては、この引っ越し保険が唯一と言ってイイと思います。
それだけ珍しい保険が、引っ越し保険となります。
なかなか「マリン保険」を扱う機会の無い損害保険代理店の皆さん、この機会に是非年に一度のマリン保険の成約を果たしてみませんか。
ちゃんと、マリン保険も「委託」された保険商品かを調べた上で扱って下さいね。
無委託募集となったら、マズイですからね。
引っ越し保険は補償金額は家財道具の時価額ベースとなります。
大抵、500万円も加入すれば足りると思います。
保険料は1万円程度だと思います。
この時期、引っ越しされる方は、お忘れなく!!
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