2018年04月19日 18時15分更新
なじみのない都市の街なかを散策して楽しんでもらうことが、新たな観光になるのではないか。そんな実験的なホテルが東京・豊島区の大塚にオープンすることになりました。
ホテルを開くのは、有名リゾート地などで高級旅館やホテルを展開している「星野リゾート」です。流石、分かっているという感じですね。
「とりたてて有名な観光スポットの無い」東京・豊島区の大塚にそのホテルは開業されています。リゾート地のような過ごし方とは違い、「ごく普通の都市部の街なかをぶらりと散策することで楽しんでもらおう」というのが、新たなホテルの狙いだそうです。
2時間1000円のガイド料で周辺の街並みを案内したり、地元の人しか知らないような飲食店やスナックなどを紹介するとのこと。地元の人しか行かない飲み屋さんを朝まで「はしご酒」するというテレビ番組も人気ですので、こうした需要は間違いなくあると思います。
更に、いわゆる「インスタ映え」するようなスポットの案内などガイドによって得意なサービスは違うということです。
「コト消費」の新しいサービスだと思いますね。
こんなことは地元保険代理店でも出来ると思います。
今は「人とつながりを作りたい」と思う方が多くいます。こうした方々を集めて、それぞれの趣味・趣向にあった「クラブやサークル」を作るのです。
いわば「大人のクラブ活動」を行うのです。こうすることで、保険以外での交流が出来、自然とコミュニティが出来上がり、ここから自然発生的に保険も発生すると考えています。
今は「共感型コミュニティ」をたくさん作ることで、将来の「保険マーケットの源流」を作るというのが、今の著者の自論です。
アートが好きな方を集めて地元の美術館に行く、歴史が好きな方を集めて歴史の名所を歩いて回ってみる、元教師を集めて子ども達との交流の場を作ってみる等々、やり方は幾らでもあります。
中学、高校のクラブ活動を思い出して、大人のクラブ活動を実行する中心に地元保険代理店がいるという構図を作るべきだと考えています。
保険代理店が生き残るためには徹底した川下戦略が必要です。
保険加入をしてもらうという下心を無くして、保険代理店も一緒に楽しめるコミュニティを作ることが結果、保険に繋がると考えています。
遠回りのようですが、まずは信頼を勝ち取ることが必要な時なのです。
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