2013年09月09日 13時42分更新
総務省が、今年3月末時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査を発表した。
それによると、出生数は約103万人、死亡者数は122.5万人。
引き算すると、約22万人の人口自然減だ。
東京都墨田区の人口分が減少した計算になる。
さらなる注目点は、65歳以上の人口は3083万人で、人口の約1/4を占める
こととなった。
そして、以前、厚労省から発表になった「2035年の全世帯数における65歳
以上の独居老人世帯の割合は15%に及び、1980年代に主流だった『夫婦と子』
の世帯は23%になる」との予測も気になる。
単身世帯の割合も37%になると予測している。
近未来は、どこを見ても一人暮らしの老人ばかりで、子供がいる家庭は珍しく
なるということか。
若者よ、早く結婚してくれ!子育てしてくれ!
でも、現実は益々厳しい。見回せば、独身の若者だらけだ。
非婚、離婚、高齢出産、非正規雇用など、家族や就労の有り様もめまぐるしく
変わっていく現在、もう、80年代の、判で押したような工場生産物のような
ライフプランモデルでは通用しないことは明らかだ。
この、多様で変化の激しい日本人のライフプランをサポートすべく、
保険コンサルタントは、よっぽどの柔軟性と、気の遠くなるような想像力が
望まれてくるだろう。
皆が、それぞれ「特別な」世の中が来ている。
その対応は難しいだろうが、まずは取材力、聴く力から改めて始めましょう。
聴いてくれ~!
<付録>
保険見直し本舗さんの「子育て保険アドバイザー」のTVコマーシャルです。
http://www.youtube.com/watch?v=_gx6k1t3ZhU
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ネクタイ派手夫 08月16日11時45分