2017年10月05日 17時51分更新
保険代理店、特に損害保険代理店のネットワーク化の動きが活発になっています。
Dr.ウエノも、こうしたネットワーク化の会議に幾つか呼ばれて、今後の保険代理店業界の展開というテーマで講演依頼を受けました。
多くの保険代理店が会議に参加し、生き残るためにネットワークに参加したいという強い想いを感じました。
保険代理店の横連携活発化の背景は何かを会議に参加された保険代理店に聞きました。
① 最近は腹を割って話せる保険会社の社員が全くいなくなった。
色々と相談したいと思うが、相談できる相手がいないのが、実情。
そのため、保険代理店同士のネットワーク化の傘下に入ることで、同じ想いを共有し合
い、今後の保険代理店業を如何に展開して行ったら良いかを相談したい。
② 保険会社の社内検査が大きく変わった。本当にそこまで必要なのかといったことまで
取り組まされ、時間と手間が大きく取られている。
他保険代理店とネットワーク傘下になる、或は合併をすることで、代理店内に内部監査
室とかコンプライアンス部とかを持って対応しないと、一代理店では限界を感じる。
③ 損害保険代理店の手数料率については、保険会社の指標によって決まり、通知されるが、
今後の維持を考えると限界を感じる。
合併等を通じて、規模感を圧倒的にしていかないと増収率等は達成できるとは思えな
い。ここまで、何十年も頑張って来たので、全国の想いのある代理店とネットワーク化
をすることで、保険会社の支店並みの規模感にして、一定の達成感を感じてみたい。
こんな声が多く寄せられました。
「納得!」出来る内容ではありますね。
色々とハードルはあると思いますが、今、動かないと動けなくなるといった生々しい声もありました。
まさに、「時は今!」だと思います。こうした思いを持った保険代理店が自然発生的に全国で保険代理店のネットワーク化を推し進めようと腰をあげられています。
全国の保険代理店さんの想いも一緒だと思います。
そのためには、ネットワーク化の動きの情報を的確に素早く入手しなければなりません。
こうした情報網自体を多くの保険代理店さんがお持ちではありません。特に地方で大きな代理店さんには情報は完全に枯渇しています。
こうした展開を、アンテナを張って情報を入手できる場として、一般社団法人保険健全化推進機構結心会は、その一つになります。
11月7日~8日の二日間、東京・多摩で「第36回結心会定例会」が開催されます。結心会には損害保険代理店さんも多く参加されています。
全国の想いのある損害保険代理店の皆様、情報入手のために定例会に是非参加してみて下さい!
お待ちしてまーす。
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