2014年12月08日 10時53分更新
「商品付帯の損害保険」と言われてピンと来る方はどのくらいいらっしゃるのでしょうかね。Dr.ウエノが保険会社勤務の時代は結構「商品付帯の損害保険」の販売をしていました。今はどうなのか知りません。
商品付帯損害保険で、一番主流だったのは「ランドセルに交通事故傷害保険」というものでしょうか。
ランドセルを購入すると交通傷害保険が付帯されるというもので、契約者はランドセルの製造業者や販売業者となります。
このランドセルを購入して手続きをすれば交通事故で亡くなった場合に死亡保険金50万円程度がお支払い出来るという商品です。
ランドセル製造業者や販売業者からすると他の業者との差別化に繋がるということで、結構、契約をしたという記憶があります。
なかなか面白いと思われませんか?
航空会社からたまに「今だと傷害保険を無料でプレゼント」といった案内が来ますが、発想はこれに近いですね。
モノを購入したら保険も無料でセットということが購入動機になるのか分かりませんが、ランドセルに交通事故傷害保険というような関連性が作れれば動機に繋がるとは思います。
この場合、ランドセルのように使う人が一名に限定されることが必要となります。
限定したリスクを限定した人に与えるという発想でないと商品付帯保険は成立しません。
皆さんはどんな商品付帯保険を思い浮かべましたか?
クリスマスプレゼントにネクタイをプレゼントしたら傷害保険が付いている(忙しく全国を駆け回っているので事故に巻き込まれる可能性があるので、そのお守り代わりとして傷害保険)とか、財布に盗難保険とか(直接的で無理だとは思いますが出来たらニーズはあるでしょうね)と色々とアイデアは浮かびますよね。
付帯出来る保険商品としては、傷害保険、賠償責任保険、費用保険あたりが組みやすいと思います。何かモノを買ったら個人賠償責任保険がセットされているとかは分かり易いですよね。
皆様のお取引先でモノを製造・販売されている所があれば是非一度ご提案されてみては如何ですか。保険を身近に感じていただける絶好のチャンスかとも考えます。
モノであれば何でも大丈夫です。保険業界を驚愕させるような面白い斬新な商品が出来て欲しいものですね。
さあ、皆さん、レッツ・トライ!!
日本経済新聞の電子版にこのような記事が掲載されました。 『急速に広がる来店型「保険ショップ」の収益...
ネクタイ派手夫 10月13日19時01分