2013年01月07日 10時15分更新
新年明けましておめでとうございます。
今年も色々な情報をご提供できるように努めますので宜しくお願いいたします
さて、正月と言えば、、、、お雑煮でしょうか。
皆さん、お正月に食べられましたよね。
お餅を食べていて喉に詰まったって経験がある方も多いのではないかと思いますが、如何ですか。
実は、東京消防庁によると、平成18年~22年までの5年間で、餅などによる窒息事故で601人が救急搬送されているそうです。
月別に見ると、1月が212人で最も多く、次いで12月の86人で、この2ヶ月で298人と全体の半数を占めます。
やはり、お正月でお餅を食べる機会が多いからですよね。
まさに、季節ごとに発生する「リスク」の一つと言えるでしょう。
時間帯別にみると、お昼の12時台が最も多いということで、夜は食卓を大勢で囲んでいますが、お昼は一人でというケースもあり目を離した隙での事故なのでしょうか。
年齢別にみると、全体の90%以上が65歳以上と高齢者が圧倒的となっています。
食事中は皆で気をつけてあげながらしないとダメですね。
東京消防庁による「窒息事故を防ぐための5カ条」は次の通り。
① 食品を小さく切るなど食べやすい大きさにする。
② 急いで飲み込まず、ゆっくりと良く噛み砕いてから飲み込む。
③ 食事の際は、お薬や水などと飲んで、喉を湿らせる。
④ 食事中は遊ばない、歩き回らない、寝転ばない。
⑤ 高齢者や介護を必要とする方が、粥などの流動食に近い食物でも窒息を起こすことが有るため食事の際は目を離さない。
幼児や高齢者の窒息事故が多いので、常に見守ることが必要ですね。
不謹慎ですが、窒息で無くなった場合は、普通傷害保険で保険金支払い対象となります。
年末年始は大勢の方が里帰りや旅行、初詣等々で動く時ですので、傷害保険は必要です。
是非ご加入しておいて下さいね。
ちなみに、餅を喉に詰まらせた際の応急手当は次の通りです。
① まず、咳をすることが出来るのであれば、出来る限り、咳をさせます。
② 咳も出来ずに窒息している時には、「背部叩打法」を行う。
「背部叩打法」とは気道を確保しながら、背中を手で強くたたくと言うものです。
いざという時に備えて覚えておいて下さいね。
お雑煮はお正月の縁起物ですから、食さない訳にはいかないと思いますが、気をつけて事故のないようにしましょうね。
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