2017年08月10日 18時47分更新
損保協会が2016年度末における代理店実在数や保険従事者数などを取りまとめて発表しました。
それによると、代理店実在数は19万6043店で、前年度に比べ、6105店減少しました。減少率は3.0%。20万店をついに切りましたね。
代理店の形態別構成比は、
専業18.8%に対し、副業81.2%、
法人54.6%に対し、個人45.4%、
専属75.9%に対し、乗合24.1%でした。
保険募集チャネル別代理店数の構成比は、
自動車関連業が、50.1%、
専業代理店が、20.8%、
不動産業が、11.8%でした。
流石に自動車保険、自賠責保険が主力ですので、自動車ディーラー、中古車販売、整備工場、板金工場等のモーターチャネルが数としては圧倒的に多いですね。
都道府県別に代理店実在数を比較すると、全ての都道府県で減少を示し、全国で代理店実在数が最も多い2万4318店を有する東京都ですら前年度から832店減少しました。
損保代理店の減少に歯止めがかかりませんね。
代理店の老齢化による統廃合や、改正保険業法絡みでの統廃合が進んだ結果なのでしょうか。
損保代理店は、1998年度末には、59万3872店。
18年間で三分の一以下に減少したことになります。
因みに、募集従事者数は206万4265人で、前年度末に比べ4522人増加しました。
損保代理店は今こそ「横連携」すべきです。
そのためのネットワークが、各地で成長しています。
損保代理店は社会的使命を強く持たれていて、地域社会に貢献したいという想いを持った方が多くいらっしゃいます。
昔は保険会社社員と一体感を持って仕事をしていましたが、今はどこの保険会社にも信頼できる社員はいないと良く耳にします。
それなら、代理店同士でネットワークを作るしか手はありません。
皆で考え、工夫して、一緒にやれば、出来ないことはありません。
アンテナを張って、こうした横連携情報を確実にキャッチするようにして行きましょう。
一般社団法人保険健全化推進機構 結心会には、こうした情報もあります。
【結心会ホームページ】➡ https://www.kessin.org/
お気軽にお問合せ下さい!!
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ネクタイ派手夫 03月03日11時37分