2017年04月27日 18時19分更新
第34回結心会定例会が4月19日~20日の二日間、開催されました。
全国各地から保険代理店90名強が集結して2日間、情報共有をいたしました。
前回の定例会で、個人型確定拠出年金「iDeCo」を推進するために、まずはiDeCoを勉強しセミナーが出来る程度の知識は身につけようと資格取得についてのプレゼンを受けましたが、今回は「具体的に如何にして申込みが出来、運用はどうなるのか」について、株式会社МYDCの大川原副社長にご登壇いただき、お話しいただきました。
今年1月より個人型確定拠出年金が公務員や主婦でも加入できるように加入範囲が拡大され、税制上もメリットがあるにも関わらず、認知が依然低いことが問題で、そこを改善するために厚生労働省からポスターを頂戴しました。
定例会参加の全国各地の保険代理店が持ち帰り、各地の保険ショップや代理店事務所に掲示し、少しでも認知を拡大できるよう支援させていただきました。
iDeCoは、国が推進する施策で、地域で活躍する保険代理店が地域に貢献するためにも、iDeCoの説明と加入手続きまで取り組むべきであると考えています。ここから投資教育についても保険代理店を軸に各地の金融機関と提携しつつ展開すべきだと考えています。
当該取組みは広義のフィデューシャリ―・デューティ対策と考えますので、是非チャレンジしてみていただければと思います。
()
投資教育については、セゾン投信株式会社の中野社長に「中長期の投資について」というテーマでお話しいただきました。いつもながら分かりやすい説明で、しかも、昨年フィデューシャリー宣言をされた数少ない企業の一つのため、金融庁から金融事業者に求められることについてもお話しいただき、非常に参考になりました。
2日目も、電子ペンの紹介(顧客個人情報取得のためのアンケート用紙を電子ペンで記載するだけでPC上に記載した情報が取り込まれ、個人情報管理がしやすくなるという提案)、各地の士業と提携した年に一度の内部監査機能の紹介(特定しない士業による内部監査でPDCAのC機能を充実させるという機能。CはCだけをして、AからPについては代理店自ら行う事が出来ます。Cを弁護士がして同じ弁護士がAからPをやることでは改善が不十分だと考えての提案です)、家系図作りの提案(富裕者層開拓に家系図作りの提案が有効)などを行いました。
どれも他では決して聴くことのできないエッジの効いた内容だと思います。
こうした情報を入手できるか否かで保険代理店の雌雄が決すると考えます。
情報は命で、当然、お金と時間をかけて自らが積極的に取得することが必要です。
そのために結心会は不可欠な存在だと思います。
次回定例会は7月に開催の予定です。
是非、自ら門をたたいて参加してみて下さい。
新しい世界に出会えると思いますよ!
前の記事
次の記事