2019年06月06日 18時03分更新
「第0印象」という言葉をご存知でしょうか。
最近は、直接会う前に、SNS等をチェックされる方が殆どですので、SNS等に掲載されている写真やコメント等々で「実際に対面する前に一定の情報が入手できる」ため、初対面で会って人を判断する「第一印象」の前に「第0印象」なる言葉が生まれています。それだけ「個人情報」が溢れているということですが、自分自身が発信しているSNS等には少し気を遣う必要があると思います。
小職も毎年多くの方々とお会いしますが、特に大手企業役員さんにお会する際には、大抵事前に小職のブログや一般社団法人保険健全化推進結心会のホームページ、Facebook等々をご覧になっていて、中には拙著3冊を読まれた上でお会いされる方もいらっしゃって、ビックリさせられます。いきなり、「あなたのことは理解したつもりで、あなたにして欲しいこともまとめてあるので、いきなり打ち合わせで宜しいですか」と言われて、名刺交換直後から質問・依頼事項のシートに合わせてブレストというケースも最近では珍しくなくなりました。
全国各地で保険代理店さん向けのセミナーも開催していますが、受付とかしていますと、親しげにご挨拶いただく方も多く、「お会いしたことありましたか」とお聞きすると、「今日が初めてですが、あなたのブログは3年間毎日読んでいるので、あなたに会いたくて今日は来ました」と嬉しいことを仰っていただく方も多く、有難いと思いつつ、第0印象は大切だなと痛感しています。
SNS等は日頃の行動等もアップしますから、人柄が理解できると思います。
従って、ブログやSNS等をされている方は、自分の素をそのまま表現した内容であれば、ストレートに第0印象は伝わると思います。下手に編集とか変な色を付けるようなことは避けた方が良いと思いますね。
小職も色々なところから面談アポ依頼が来ますが、SNS等を通じてお声掛けいただくケースも多く、逆に「この人に会いたい」と思ったらFacebook等を検索して会いたい人を探して、まずは友達申請して、ここにメッセージを入れてお会いするというケースもあります。
「第0印象」を意識して、保険代理店さんのホームページであれば、もっと経営者の想いや理念をアピールするとか、社員さんの動画等もアップして社員と一体感のある会社であることをアピールするとか、社長個人のブログやFacebookも仕事を意識した内容を中心にアップしてみるとか、ちょっと気を遣ってみては如何ですか。
変な業者に頼まず、経営者自らが直接書き込み、あるいは社員が気軽に日々の仕事の様子をアップするといった「身近さ」が、第0印象には欠かせないかと思いますね。