2012年02月09日 15時09分更新
筆者の考え方が万人に共通するものではないかもしれませんが、貯蓄や運用に回すお金と、医療保険やがん保険に加入した場合の保険料の出所はともに同じはずです。
使い道を決めている金融資産として保有するか、保険料として払い込んでおくかの違いなのです。
ただし、金融資産として保有していれば、病気やケガをしなければ全額ではないものの、自由に遣えるお金になる、保険料として払い込んでしまえば保険事故が起きなければお金(解約は前提としていません)にならず、また使い道は医療費に限られてしまうことになるのです。
仮に金融資産を医療費として使った後、元気になったら?と言われれば、また働けばよいと答えるようにしています。
リタイア後であれば、残りの金融資産と公的年金で暮らしていくと答えます。
あまりにも割り切り過ぎた考え方なのかもしれませんが、冒頭に述べたように医療費に備える考え方は千差万別。筆者のような割り切った考えもありだと思われてるのです。
予断ですが、筆者は医療保険やがん保険に加入していなくても精神的ストレスを感じていません。
これまで、保険を中心にコラムを書かせていただきましたが「FP深野のお金に関する独り言」が本来のコラムの趣旨。
次回からはジャンルを問わずお金周り全般について自由に述べさせていただくことします。