2018年01月19日 18時09分更新
山口フィナンシャルグループ傘下の保険ひろば代理店がついに「銀行代理業」をスタートさせました。山口フィナンシャルグループは、山口県の山口銀行、広島県のもみじ銀行、福岡県の北九州銀行3行のホールディングなので、この3行に繋げられるエリアに展開する保険ひろばの店舗のみが銀行代理店業スタートとなりましたが、それでも30店舗一斉スタートとなりました。
ようやく、保険代理店の「多様化」がスタートした訳です。
今、保険代理店には「多様化」が求められています。
既に、一般社団法人保険健全化推進機構 結心会 所属の保険代理店では、「住宅ローンの借り換え」をしたり、「資産形成のための色々なセミナーの案内」をしたり、「相続対策」を提携した弁護士等と共に提案したり、「婚活」したり、「ヤマダ電機の家電販売」したりといった多様化を実現していますが、より多様化が求められると考えています。
何かあったら、あの保険代理店に連絡すれば、全てを解決して貰えるという筋道を作れば、保険代理店は勝てます!そのために多様化は必須で、しかも顧客から多様化が見えないといけません。
こうした展開をあなたの保険ショップで出来ていますか?
保険ショップ最大手のほけんの窓口は地銀と提携した保険ショップ展開をして来ましたが、今月ついに、メガバンク子会社保険代理店と提携した保険ショップが登場します。地銀の保険ショップは保険代理店サイドから見て全く相手になりませんが、メガバンクの保険ショップは一目置かなければなりませんね。メガバンクは行員の削減を発表したりしていますが、こうした地頭の優秀な人材が保険代理店に流出されると多様化の推進に使えますので、保険ショップの多様化という意味では一歩抜きん出る可能性が高まると考えます。色々なことにチャレンジするためには勉強したり資格を取得したりといった作業が必要ですが、地頭の優秀な人材がいれば、このあたりは簡単に準備でき、元々組織にした人を使いますので、新しいチャレンジに対しても異議を唱えることなく前進することが出来ますよね。
このように銀行が絡んだ保険ショップは漸く多様化に乗り出し、また証券会社がM&Aした保険ショップもそろそろ動きを見せてくるものと考えています。
既に数年前から唱えていた「フィナンシャルショップ」が漸く「形」となり、多様化が見える化されてきますね。
地元代理店は地元密着故に、よりこうした展開が構築し易いと思います。
今こそ、保険代理店自らが動き、多様化させていく必要があります。
まずは、やり始めること!
やり方のわからない方、方向軸のわからない方は、一般社団法人保険健全化推進機構結心会の門をたたいてみて下さい。
2月6日から7日の二日間にわたって第37回結心会定例会が東京・多摩で開催されます。
結心会ホームページから申込み出来ますので、スタート地点に立つべく参加してみませんか?
前の記事
次の記事
先週、他業種・他業態企業が相次いで保険ショップ参戦という内容で書きましたら反響が多かったため、今回も色々...
ネクタイ派手夫 02月12日10時21分