2016年03月10日 17時52分更新
東日本大震災を迎える3月、保険ショップは「防災」イベントを展開している所が多いと思います。ストレートに東日本大震災をテーマにすると来店される方の中には思い出したくないと嫌がる方もいらっしゃいますので、少しオブラートに包んだイベントにしないと不味いと思います。
従って、来店者に「防災グッズをプレゼント」するとか、「被災地の特産物を新規契約者にプレゼント」するなどすると良いと思いますね。
東日本大震災は全国の保険募集人が決して忘れてはならないことです。意識してイベントに取り込むことでお客様へのアピールにもつながると考えます。
「東日本大震災に関連したイベントを何もしない」ということは絶対に止めて下さい。
東日本大震災で無念にも亡くなった方々は1万5890人、行方不明の方々は2589人。一つの災害でこれだけの多くの方々が亡くなられたことを保険募集人は真摯に考え、「伝える」活動をしなければなりません。
保険は金儲けのためにやっているという保険ショップの方は除外し、保険に社会性を感じている人、志を持って保険販売をしている人は必ず、亡くなった人々の無念さ、家族の寂しさ、そして万が一また大きな災害か発生した際の防災の仕方を伝えて行くべきは保険募集人だと考えます。
「伝える」には、保険ショップは絶好の場所だと考えます。不特定多数の来客がある商業施設内で、こうした取組が出来る唯一の場所が保険ショップです。保険に関する情報提供は当たり前のことですが、防災の発信、東日本大震災から学ぶべきことの発信、未来への警告の発信をし続けて行きましょう。
併せて本来の使命である「地震保険の確実な提案」、「生命保険の見直しご提案」をしっかりして行きましょう。遠慮していてはダメです。お客様のためにと思ってドンドン見直し提案をしていきましょう。
亡くなった方の無念、残された家族の寂しさを結果的に軽減できる唯一の商品が保険です。保険の必要性を問いかけて下さい。
「3・11」から5年が経過しようとしています。保険を扱う我々が命の重さを伝える仕事をしないで誰がやってくれますか?!5年の節目にもう一度全国各地の全ての保険ショップで行動を起こして行こうではありませんか。
行動を起こすことで何かが生まれます。
全国の保険ショップが発信することに意義があるのです!!
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