2012年03月22日 10時01分更新
先週、ネクタイ派手夫は広島に行き、友人達と一緒に居酒屋に行きました。その居酒屋の店長は「接客日本一」に輝いた方ということで連れて行っていただきました。流石のチョイス!と思って、その気になって店のスタッフ等の対応を観察していましたが、大した感動も無いまま、お店を出ました。そうしたら、小用があって外に出ていた店長が走って近づいてきて「有難うございました」と挨拶をされました。足元はスリッパでしたので、本当の小用だったのだと思います。で、店を離れて30m歩いて道を右折しようとしたら、ご一緒の方が「まだ見送られていますよ」と言われ、後ろを見ると店長とスタッフ2名が我々の方を見ながら手を振られていました。なるほどねーっと一寸だけ思いました。
こうした「お見送り」をお客様にされていますか?
ネクタイ派手夫は、たまに住友生命社の本社に行くのですが、ここは受付から10m位の所に玄関があって、さらに20m位の通路を出て漸く外に出られる構造となっていまが、この30mの間、住友生命の方はずーっと「お見送り」をされているのです。
ですので、まずは受付で挨拶をして立ち去りますが、玄関の自動ドアを出た所で後ろを振り向いて一礼して、さらに20m歩いて外に出る前にも振り返って一礼してから帰らないといけない感じです。
でも、こうした「お見送り」って出来そうで出来ませんよ。
福岡県久留米市にある保険代理店「アスカジャパン」社も、そのひとつ。
ネクタイ派手夫が西鉄久留米駅からタクシーで事務所・店舗に行くと必ずスタッフ全員で「お出迎え」をしてくれて、帰る際には忙しく仕事をされている手を止めて社員全員が外に出て、小職の乗っているタクシーが見えなくなるまで、一礼をされ続けています。こうした姿って道路を通過している車からも見えますよね。従って、アスカジャパン社の保険ショップは「路面店」にも関わらず大勢のお客様が来店されているのです。
同じく博多は天神の商業施設で保険ショップをされている「ほけんの110番」社のお見送りも流石ですよ。ここはショップを出て帰ろうとするとショップ反対にあるエスカレーターに乗る必要がありますが、この間、2分程度の時間がかかります。ショップを出てエスカレーターに乗るためにグルッと回って正面を向くとショップ前で一礼をしたままのスタッフの姿が目に入ってきます。えっ、2分間もずーっと一礼したままなの!と感動しますよ。
こうした丁寧な「お見送り」をされて嫌な思いをされる方は無いと思います。
わざわざお越しいただいたお客様に対しての礼として、お見送りは当然のことだと考えますが、如何でしょうか。
お客様はわざわざあなたのショップに来られているのです。
ご来店いただいたらスタッフ全員がスタンドアップして「いらっしゃいませ」とお声をかけ、お帰りの際には全員で「有難うございました」と感謝の気持ちを込めてご挨拶をして、お客様のお姿が見えなくなるまで店舗前でお見送りする!
サービス業では「当たり前」のことだと思いますよ。
こうした対応が明日の保険ショップに変化を与えます!
出来ていなかった保険ショップは、今から始めてみましょうね。