2013年07月22日 11時09分更新
先週開催された第19回結心会定例会の基調講演で、元歌舞伎町ホストNO1の斉藤恵一氏のセミナーを拝聴しました。
テーマは、『お客様にとって特別な存在になる究極のコミュニケーション』というもので、「接客」の極意を教えていただきました。
具体的な質問が幾つかされ、その中の一つに「シャンプーって何処で買ってますか?」との質問が。。。 ちなみに、あなたは何処でシャンプー買っていますか?
この質問に対し、実に92%の方は「スーパー」や「ドラックストアー」等でと答えられ、理美容院でと答える方は8%しかいないとのこと。何となく理美容院で購入されている方が多いと思っていましたので、この回答率にビックリしました。
これって、理美容院で「きちんと価値を伝えられていないことが要因」だと分析されていました。従って、「違いが分からない」ので「安くて手軽」なものを選ぶ =「何だっていい」という選択になっているのだと!!
なるほどーーですね。
「モノが売れない」ということは「モノの魅力が伝えられていない」ことが要因だと説明されていました。確かに!! 売れなくなると「商品やサービスを変えよう」としますが、これは間違いですね。
「人」って、「自分に興味のないこと」や「自分に重要ではないこと」については「耳に入ってこない」ですよね。
でも、「タレント力」のある人からの情報は入って来ます。
ホストクラブでは通常酒屋で3万円で買えるドンペリを10万円で売っているが、これは「ホストのタレント力」を買ってくれているのだと説明され納得しました。
そして「タレント力」とは「自分を売らないこと!相手を知ることに特化すれば良い」とまとめていただきました。
「相手の期待に応えるために相手の話を良く聴くこと」、
「相手が何を求めているかを知っている人が勝つ」
「相手の期待を超えると感情が動き、感情が動けば人は動く」
「相手は感情を買っている」
といったキラーコンテンツも教えていただきました。
「聴くこと」の大切さ、それが相手を動かす「タレント力」になることを認識でき、2時間のセミナーがアッと言う間に終わりました。
皆さんも是非「斉藤恵一氏」のセミナーをお聴きになったらイイと思いますよーー!!
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