2012年09月18日 10時11分更新
「ふたり暮らし」という言葉をご存知ですか。
結婚する前に、男女が同じ屋根の下に一緒に住み共同生活を営むことを現代ではこう言うそうです。
昔で言えば、『同棲』ですよね。同棲と聞くとちょっとドロドロ感をDr.ウエノとしては感じてしまいますが、ふたり暮らしというとルームシェア的な感じがあって表現としてはイイですよね。
この「二人暮らし」、今では「当たり前」のようで、親公認が大半とのこととか。。
そのため、ネットで不動産を探す場合も、検索の中に「ふたり暮らし」の表記があり、普通に部屋を貸してくれるようです。まあ、親が保証人になってくれる訳ですから、不動産業者も安心ですよね。時代ですねー。
こうした「ふたり」にはどんな保険が必要なのかと、お節介に勝手に考えてみました。
まずは、家財の火災保険でしょうか。
ふたりの家財が火事で焼失したような場合に補償してくれる火災保険に加入することは議論もないと思いますが、それぞれの家財の名義が違いますので、個々に自分の家財に火災保険を加入するという形態を取る必要があると思いますね。大家さんに対する賠償責任保険や個人賠償責任保険はセットで加入する必要があると思います。
続いては、バイト等やクラブ活動をしていてのケガの補償でしょうか。
少ない収入の中、ふたりで生計を立てる訳ですので、こうした際に入院や通院で一日幾らかでも保険金が出る「傷害保険」は「生活保障」と言う観点からも必要だと思いますね。
その意味では、生命保険の医療保険も加入することをお勧めします。
何といっても「若い」のですから、保険料は極めて「安価」で加入できます。学生だと医療保険に関心は無いと思いますが、形だけでもふたりで暮らすことで、こうした「リスク対応」として医療保険も考えるきっかけになるとイイと思いますね。
単にルームシェアして住んでいるという形態の「ふたり暮らし」ですから、別れたといって慰謝料が発生する訳ではありませんし、子どもが出来たとしたら正式に結婚することでリスク回避は出来ますよね。
こうして考えると、早々に結婚して離婚するよりは、まずは「ふたり暮らし」をして「トライアル」してみるという方式は合理的ですね。確か、ドイツでは結婚する前には必ずふたりで生活して試してみるということを聞いたことがあって、??を感じましたが、実に合理的な考え方ですね。
ふたりで生活することで、早くに保険の必要性を感じてもらえる切っ掛けになるとも考えます。
時代に敏感に「ふたり暮らし保険」なんかを作ったら、売れる感じもしますね。
家財系の少額短期保険業者あたり、チャレンジしたら良いと思いますよ!!
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