2011年11月28日 16時20分更新
自転車を巡っての事故が多発し、警察も取り締まりを強化しているというニュースをテレビ等で見る機会も多くなってきました。
確かに携帯電話をしながらや音楽を聞きながら自転車を運転している人とぶつかりそうになったってことは誰もが体験しているくらいマナー違反が横行していますよね。
赤信号でも平気で突っ込んできたり朝のラッシュ時に歩道に自転車で乗り入れるという信じられない行動も日常茶飯事。
日本人のモラルの低下もここまできたかという感はありますが。。。
悪質な違反については道路交通法違反で反則切符を切られたりしていますが、一部地域だけ取り組んでもどれだけ効果があるのか?と言って野放しでは益々マナー違反による事故が多発する一方でしょうね。
こうした自転車に関わる事故を補償する「自転車保険」ですが、数年前に各保険会社は相次いで販売を中止したにも関わらず、ここにきて再度取り組みを強化する傾向にあります。
昨年4月にはサイクリング協会が朝日火災と連携を開始した他、コープネット事業連合も団体自転車保険を、またアクサ損保も自転車おすすめパックの販売をスタートさせました。
今年になっても、au損保が開業記念の目玉商品として10月末までの期間限定で販売した月額保険料100円の自転車保険が売上げ好評につき、そのまま継続販売されています。
更に、三井住友海上でも11月中旬にセブンイレブン全店でマルチコピー機を利用した「自転車向け保険」を販売します。
自転車事故多発する中、お客様のニーズは極めて高いので販売強化は有り難いことですが、一寸、短絡的展開過ぎる感も拭えませんね。
損害率が上がったからといって、またまた販売中止では保険会社としての社会的役割を果たしていないと思いますが。。。如何なものでしょう?