2013年06月03日 10時48分更新
大阪に「ほけんセブン」さんという保険ショップがあることをご存知でしょうか。
関西圏を中心に現在15店舗、9月までに20店舗を目指して展開している今時珍しく「元気のある」保険代理店さんです。
運営は、大阪市に本社がある株式会社エーアイエーサービス社(田中社長)。
『幾つかの保険ショップを見せていただき、修正箇所等を指摘して欲しい』との依頼を受けて、先々週二日間をかけてご案内いただきました。
元々、「携帯電話ショップ」を展開されている所が運営している保険ショップとあって、ショップ自体の「造り」は『綺麗』で、『統一感があり』、『茶をベースにした落ち着いた』造りをされていました。
何処の保険ショップでも共通ですが、ロケーションがまちまちなので、来られるターゲット層が異なりますが、
① 『パッと見た感じが綺麗であること』(ゴチャゴチャしていると人は入りませんよね)、
② 『何処の店舗に行っても同じ屋号で展開しているのだから同じ色等で統一感を持たせること』(統一感を持たせることでブランド力になりますね。たまに統一ブランドながら店舗の造りが異なる所も見かけますが、ひれなら戦略として複数屋号で展開した方が効果があると思いますね。)、
③ 『壁面や床の色にどのくらい気を使って作っているか、特に店舗の屋号のある壁面はお客様が一番良くご覧になる所なので如何に気を使って作ってあるか』
の3点は必須で大切ですね。
また、お邪魔する時は、必ず「お客様の動線」に沿ってショップを見て、この動線から来られたお客様には店舗のココが正面で、また別の動線から来られるお客様にはココが正面でといった感じに複数の正面を考え、そこに店舗が発したメッセージを置くようにしないと、お客様に「気づいて」いただけませんよね。
動線からしてココが正面と言う場所にパンフレットスタンドがドーンと設置されていると『店舗に来るなー』とメッセージを発しているように感じます。
こんな店舗にはお客様は絶対に来られませんよね。
で、一番大切なのは、店舗にいるスタッフですので、ご一緒させていただき店舗を拝見させていただいた際もスタッフと30分以上は必ず「話し」をしてきます。
「どんな動線でお客様来られますか?」「お客様のメインはどの世代ですか?」「どんな保険相談が一番多いですか?」等々矢継ぎ早に質問しつつお話しをお聴きしますが、必ず「楽しいですか?」とお聴きしています。
「ほけんセブン」さんのスタッフ数名とお話しさせていただきましたが、「楽しいですか?」の質問に全てのスタッフ様が即答で「楽しいです!」と笑顔一杯で答えていただき、『ああ、ここは大丈夫だな』と思いました。
本当に楽しそうに「楽しい!」と答えていただき、こちらも嬉しくなりました。
こんなに楽しいと思えているのであれば、来店されたお客様にも笑顔一杯で保険相談に乗ってられると思いますので、「楽しいという思いがお客様に伝わり」、必ず「ああ、この店舗で保険加入しよう」と思っていただいていると確信してしました。
ココが保険ショップ成功の大きな鍵ですね!
皆さんの保険ショップで、スタッフ全員が「楽しい!」と思って毎日仕事されていますか?
楽しいと思って仕事が出来るようにすることが「経営の仕事」です。
つくらない商品研修ばかりやっていては「楽しい」はドンドン消え失せてしまいますよ。
分かっていますか?
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ネクタイ派手夫 02月19日11時00分