2012年06月04日 16時41分更新
2週間にわたって、ポスティングについて書いて来ましたが、今週はポスティングのエリアについて書きたいと思います。
ポスティングをする「エリア」って、まさかいつも同じところに入れていませんよね。
万が一、何時も同じエリアにポスティングしているのですと、「効果測定」が出来ませんので、今後はエリアを決めて取り組んでみましょう。
どうやって、「エリア」を決めるか?
あなたの保険ショップに過去1度でもご来店されたお客様の受付票があると思いますが、きちんと住所で分類されたことがありますか。
白地図を買って来て、過去何処からお客様がご来店されているかを埋めて行く作業から取り組んでみましょう。
如何ですか?
何かエリアでの偏りが見えて来ましたか。
以前、大阪は堺の保険ショップで調査した所、何と多くのお客様が奈良から来られていることがわかり、奈良を重点的にポスティングした所、即反響があって来店者数が増えたということがありました。
エリア戦略は大切ですので、十分に「エリア」を決めた上でポスティングして行きましょう。
また、どのエリアに何時ポスティングしてかわかるように、ポスティングチラシの下に分からないようにナンバリングしておく必要もあります。
お客様がチラシをご持参でご来店いただいた場合、即時に何時、何処のエリアにポスティングしたチラシかが分かると、お客様からヒヤリングする内容も変わってきますよね。
また、保険種目ごとにポスティングのエリアも考えるべきです。
以前、自動車保険の取り組みをした際、自動車保険証券と車検証をご持参いただくと粗品プレゼントというチラシを作成してポスティングしましたが、この際にはこんな感じでエリアを限定しました。
自動車で商業施設に来店されている方のエリアは何処かと考え、近くの方は徒歩か自転車であると推定し、自動車で商業施設に来られる方は商業施設から半径2km以上5km未満と勝手に決めて、このドーナツ状のエリアにのみポスティングさせました。で、非常に多くの方々が自動車保険の証券をご持参いただき、来店されたお客様の3割は自動車保険を切り替えていただいたということもありました。
ちょっとした工夫ですよね。
むやみに商業施設の周りにポスティングしても、お客様に刺さる場合とそうでない場合があります。
保険商品によってエリアを絞り込むことで、効果測定も出来ますよね。
ポスティングするチラシは勿論毎回変える必要がありますね。但し、保険会社の募集文書登録を待っていると何時になるかわかりませんので、あくまでチラシは募集文書にしないように保険会社や保険商品を掲載せず、旬な保険に関連する話題程度にした方が良いでしょうね。
ポスティングひとつ取っても、やり方ですよね。
工夫していますか?
「いつものチラシ」を、「いつものエリア」にポスティングしていては効果は期待できませんよ!
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