2012年12月17日 10時34分更新
一般社団法人 保険健全化推進機構 結心会では、先週、台湾を訪問し、台湾4位の保険代理店様との勉強会を実施しました。
「台湾保險經人股份有限公司」社様。
お邪魔した際には、入口に多くの社員の方にお待ちいただき、熱烈歓迎ムードでスタートしました。
まずは当該社の代表である李様より、ご挨拶をいただきました。
その中で、当該社は、2002年に設立され、生命保険、財産保険、グループ保険を軸に訪問販売型営業で、10年間で急成長し、現在台湾にある保険代理店7000社中4位まで登りつめたことを教えていただきました。
現在の社員数は何と3000人!
2012年の成約件数は10万件を突破!
扱い保険会社は33社とのことでした。
伸びた要因を質問しましたら、こんな話をしていただきました。
なるほど!
日本の保険代理店でもやっていることですよね。
主マーケットについて質問したところ、リタイアメント市場の資産運用を含めた開拓がメインであるとの回答をいただきました。
うーん、これもなるほど!でした。
今、保険ショップは過渡期に来ていて、このまま「保険ショップ」と存続するのは難しくなると結心会でも考えています。
みつばち保険ファームグループでは、SBIマネープラザと組んで住宅ローンを取り扱おうとしていますが、今後は「フィナンシャルショップ」として資産運用の取扱が出来たり、都市部でなく地方を軸に、地方の富裕者層開拓がテーマと考えていましたので、リタイアメント・マーケットで急伸された当該社の話はとても参考になりました。
当該社が急伸したこの10年。日本では来店型保険ショップが認知され、急伸した10年でもあり、今後、台湾でも保険ショップの時代が来ると思いますかと質問もした所、募集チャネルの多様化も考えて行くべきだとの回答も得ました。
そして、今後、東京でも情報共有して行きたいとおっしゃっていただきました。
日本版の保険ショップが台湾で受け入れられるかどうかは分かりませんが、こうした急伸を続ける保険代理店だからこそ募集チャネルの多様化に関心があるのだと思います。
今後、継続的に台湾保険代理店様との交流を続け、年に一度は台湾で勉強会が出来るようになればと思っています。
それにしても台湾の方は、皆様、パワフルで笑顔!
我々も見習わなくてはならないですよね!
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