2017年09月14日 18時11分更新
人手不足が深刻化する中、大手ハンバーガーチェーンの日本マクドナルドは、働くことを希望する主婦、数万人の採用を目指して、採用活動を強化することになりました。
日本マクドナルドは、今月からおよそ2か月間を、主婦のアルバイトの採用を強化する期間に定め、数万人の採用を目指すことを明らかにしました。
都内で開かれた体験会に参加した54歳の女性は、「30年近く専業主婦でしたが、子どもが独立したので働いてみたいと思いました。家事をしながら短時間でも働けそうなので、挑戦してみたい」と話していました。
この会社では、アルバイトの店員はおよそ13万人に上りますが、少子化の影響もあり学生は集めにくくなっていて、現在は2割程度にとどまっている主婦の採用を増やすことにしたということです。仕事を覚えられるか不安に感じる主婦も多いということで、接客や調理などのマニュアルもイラストや写真を増やすなど、わかりやすく見直したということです。
日本マクドナルド社は「主婦はおもてなしの気持ちが強く、店舗を清潔に保つ意識も高いので貴重な人材だ。学生が中心の職場だったが、主婦の採用を強化したい」と話していました。
わかってますね。
主婦の力は、保険ショップの主戦力として今でも活用させていただいてますので、理由が良く分かります。
その主な理由は「PTAやママ友などとの交流で培ったコミュニケーション力も接客に生かすことができる」ことです。
子どもが愚図っても一緒に遊んであげて、ご両親は子どもを気にすることなく保険相談できます。
保険ショップでは多く採用されている主婦を、保険代理店でも活用されては如何でしょうか。
外販で保険を販売して貰うという形では採用は難しいとは思いますが、主婦のコミュニケーショングループを活用してのセミナー開催動員だとか、主婦のアイデアを活かしたチラシやリーフレットの作成といったクリエイティブな仕事をしていただければ良いかと思います。子育てを終えた主婦には大卒の方も多くいらっしゃるので、こうした仕事だとやりたいという方は多いと思います。損害保険業界は「男社会」です。女性目線が少ない業界です。女性が保険加入の決定権を持っている以上、女性目線での戦術が必要だと思います。
一社で採用は厳しいという事でしたら、損保代理店が複数でネットワークを作って採用されたら良いと考えます。損保代理店は今こそネットワークを構築し、横連携を作る時です。連携の核に主婦の採用を是非検討されては如何でしょうか。
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