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保険料控除について確認しましょう!|とれたて!損害保険|上野 直昭

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保険料控除について確認しましょう!

この季節になると毎日保険会社からハガキが届きますよね。
そうです!「保険料控除証明書」です。年末調整に必要ですよね。

ちゃんと見ていますか?

1年に一回位は、何の保険に入っているのかなーと自分で加入している保険内容をチェックするには絶好の機会ですよ。そして、現在の「保険に加入する目的」に合致しているかを確認しましょうね。自分でチェックするのは面倒だという方々は、お近くに「来店型保険ショップ」がありますので、直接保険証券持って行って聞いてみたら良いと思いますよ。ちなみに、保険ショップは現在「大手四社」だけで620店もありますので、必ず皆様の近くにもあるはずです。一寸、気をつけて見てみましょうね。

で、今回は、「保険料控除」について確認して行きましょう。
まずは、生命保険と損害保険で二つの控除があることはご存知ですよね。
従いまして、お手元に来ている保険料控除証明書を生命保険と損害保険の二つに分けて見ましょう。
では、最初に生命保険料控除からみていきましょう。
対象となるのは、個人年金保険料と生命保険料の二つ。

どちらも、次のようになります。

年間の支払い保険料          控除額
2万5千円以下の場合            支払い金額
2万5千円を超え5万円以下の場合      支払い金額÷2+1万2500円
5万円を超え10万円以下の場合       支払い金額÷4+2万5000円
10万円超の場合              5万円

生命保険料及び個人年金保険料の控除額は、それぞれ最高5万円ですから生命保険料控除額は合わせて最高10万円となります。
沢山生命保険控除証明書が来ていても10万円を超えたら上限を越しますので、金額の大きなものから順番に書いて行きましょうね。

続いて、損害保険ですが、これは「地震保険料」だけが控除対象となりますので、シンプルです。
年間の支払保険料       控除額

 5万円以下        支払い金額
 5万円超          5万円

ちなみに、この保険料控除証明書を無くされる方が多いですが、保険会社に言えば再発行してくれますので、ご安心下さい。
年末調整直前では間に合いませんので、保険証券を取り出して、保険料控除証明書と照らし合わせて確認しておきましょうね。

単に年末調整のためでなく、1年に一度は「保険」を考えるチャンスの時期だと考えて、しっかり考えてみましょうね。

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